GARDENING GLOSSARY
家庭菜園で見かける言葉を、初心者向けにわかりやすく。
種まき、土づくり、肥料、病害虫、寒冷地の気象まで、家庭菜園で使う927語をまとめています。 用語の意味をすぐ確認したいときに使ってください。詳しい作業手順は 「栽培の基本」で確認できます。
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植物がさまざまな酵素を働かせるために少量必要な成分です。不足すると葉が小さくなるなどの変化が出る場合があります。必要量はごく少ないため、単独で大量に与えないことが大切です。
関東地方の火山灰由来の土を粒状に分けた、園芸向けの土です。粒の間にすき間ができるため、水と空気の通りを調整しやすくなります。使い続けると粒が崩れることがあるので、鉢や容器で使う場合は状態を見て交換します。
赤色から赤褐色に見える土の総称です。地域によって性質は違いますが、粘りが強く、乾くと固くなりやすいものがあります。植える前に手で握った感触や雨の後の状態を見て、必要なら扱いやすく整えます。
今は何も育てていない、土を細長く整えた栽培場所です。次に何を育てるか決まるまで空けてある場合や、前の作物を片付けた直後などに使う言葉です。次に使う前に土の状態や雑草を確認します。
秋から冬にかけて、食べる部分を取ることを目的とした育て方や作物を表す言葉です。夏から秋に育て始めるものが多く、寒さで育ちが遅くなる前にどこまで大きくできるかが重要です。
秋から冬にかけて育てたり、食べる部分を取ったりする野菜をまとめた呼び方です。寒さに比較的強い種類が多く、寒い環境でゆっくり育つものもあります。寒冷地では雪や強い寒さへの備えが必要です。
秋にたねをまいて育て始めることです。涼しい環境を好む野菜や、冬を越して春に育つ植物で使われます。寒冷地では遅すぎると冬前に十分な大きさにならないため、地域の目安を確認します。
秋に育ちやすい、または秋に食べる部分を取ることが多い野菜をまとめた呼び方です。涼しい環境を好む葉物や根菜などが多く含まれます。始める時期が遅いと、寒さで大きくなる前に冬を迎えることがあります。
苗などを、通常より浅めの位置に植える方法です。茎の下部を土へ深く入れたくない植物などで使います。浅すぎると株がぐらつきやすく、根のまわりも乾きやすいため、土を軽く押さえて安定させます。
夜から明け方に空気が冷え、空気中の水分が水滴となって植物や地面へ付いたものです。晴れた朝によく見られます。葉が長時間ぬれる状態が続くと植物を弱らせる問題が広がりやすい場合があります。
麻などの植物繊維で作られたひもです。家庭で植物を支えたり、資材を結んだりするときによく使われます。扱いやすい反面、長期間雨風に当たると弱くなることがあるため、必要な強度を確認します。
朝の時間帯に植物へ水を与えることです。日中に空気の暖かさが上がる前に水分を補いやすく、暑い時期の基本的な方法として使われます。ただし土が十分湿っている日は、時間帯だけを理由に毎回与える必要はありません。
あらかじめ一定の間隔で穴が開けられている地面用フィルムです。自分で位置を測って穴を開ける手間が少なく、列や間隔をそろえやすいのが利点です。穴の間隔が育てる植物に合う製品を選びます。
大豆や菜種などから油をしぼった後に残る材料を使った肥料です。葉や茎を育てる力を補いやすく、ゆっくり効くものが多いです。土の中で分解するため、においや虫が気になる場合は使い方に注意します。
植物へ直接雨が当たり続けないよう、上部を透明なフィルムなどで覆う仕組みです。実割れや植物の異常のきっかけを減らしたい場合に使われます。側面まで閉じると暑くなりやすいため、空気の通り道を確保します。
上部に透明な覆いを設け、植物へ雨が直接当たりにくい状態で育てる方法です。トマトなどで、実割れや葉が長くぬれるのを減らす目的で行われます。暑さがこもらないよう側面は開放的にします。
アルカリ性側へ傾いている土です。石灰類を多く入れた後などに起こることがあります。強く傾くと一部の養分を取り込みにくくなるため、材料を追加する前に数値を測って状態を確認します。
植物がたんぱく質などを作るのに必要な成分の一つです。通常の土や肥料から入ることが多く、自宅で野菜を育てる場合に単独で不足する例は多くありません。特別な理由がなければ、単独で追加する必要は少ない成分です。
畑や大きな鉢へ移す前に、小さな容器などで苗を育てることです。幼い時期を管理しやすい場所で過ごさせることで、寒さや強い雨を避けやすく、そろった大きさまで育ててから次の場所へ移せます。
苗を育てている容器の上にかぶせる透明または半透明の覆いです。寒さや水分不足をやわらげるのに役立ちますが、閉め切ったままだと中が暑くなったり湿りすぎたりするため、天候に合わせて空気を入れ替えます。
苗を育て始めてから、畑や大きな鉢へ移せる大きさになるまでの期間です。作物や季節によって長さが違い、長く置きすぎると容器の中が窮屈になることがあるため、目安の経過した日だけでなく株の様子も見ます。
苗をまとめて育てるために用意した場所です。畑の一部を使う場合も、枠や箱の中に土を入れて作る場合もあります。日当たりや風当たり、水のたまりやすさを確認し、幼い株が安定して育つ環境に整えます。
苗を育てるために確保した場所です。窓辺、棚、簡易な施設など形はさまざまですが、十分な明るさ、暖かさ、風の当たり方、作業のしやすさを考えて選びます。日ごとの環境変化も確認できる場所が便利です。
小さな鉢や苗をまとめて置き、運んだり管理したりするための平たい容器です。水や土が周囲へこぼれにくくなる一方、底に水がたまり続けると株が弱りやすいため、使った後は余分な水を捨てます。
幼い株を育てるために使う土です。細かな根が伸びやすいよう、適度に水を保ちながら余分な水が抜ける性質が求められます。畑の土をそのまま使うより、清潔で粒の細かいものの方が扱いやすい場合があります。
幼い株を育てる目的で配合された土のことです。袋入りで販売されるものが多く、水の保ち方や空気の通りやすさが調整されています。商品によって養分の量が違うため、袋の表示を確認して使います。
苗をまとめて育てるための浅い箱です。底に穴があるものが多く、土を入れて使います。たくさんの株を一度に管理しやすい反面、混み合うと弱りやすいので、間隔と乾き具合をこまめに確認します。
苗を一株ずつ育てるための小さな容器です。材質や大きさはさまざまで、成長に合わせて選びます。小さすぎる容器で長く育てると根が窮屈になりやすいため、株の大きさと容器の余裕を見て使います。
育っている植物を、今いる場所から別の場所へ移して植えることです。根を大きく傷つけると回復に時間がかかるため、土を適度に付けたまま丁寧に扱い、移した後は強い日差しや水分不足を避けます。
片手で使う小型の土をすくったり掘ったりする道具状の道具です。苗を植える穴を掘ったり、少量の土を移したりするのに向きます。地下部分を傷つけないよう、株のすぐ近くへ深く差し込むときは慎重に扱います。
一つの栽培部分に、一本の列だけを作って植える方法です。大きく育つ野菜や、支えを立てる必要があるものなどで手入れしやすい配置です。両側から手を入れやすく、見回りもしやすくなります。
その株で最初に大きくなり始める実を指します。若い株に大きな実を長く付けたままにすると負担になる植物もあります。早めに取るか、そのまま育てるかは植物の種類や株の勢いを見て決めます。
その株で最初に咲く花を指します。トマトやナスなどでは、その後の株の育ち方を考える目安として使われることがあります。最初の花を残すか取るかは植物や育て方によって違うため、種類ごとに判断します。
植物全体または一部が張りを失い、ぐったりした状態を表す専門的な言い方です。水分不足だけでなく、地中の障害や植物を弱らせる問題などでも起こります。土が湿っているのに回復しない場合は別の原因を疑います。
育っているものを、ほぼ同じ時期にまとめて取る方法です。加工用や、一度に片付けたい作物などで行われます。まだ小さいものや熟しすぎたものが混ざらないよう、取る時期を見極めます。
細胞よりさらに小さく、植物の細胞の中で増える原因物質の一つです。虫や汁液、たねなどを通して広がるものがあります。一度株の中で増えると治療が難しいため、持ち込まない工夫が重要です。
苗などを植えるために土へあける穴です。根のかたまりが無理なく入る大きさにし、深すぎたり浅すぎたりしないようにします。底が固い場合は軽くほぐしておくと、その後に根が広がりやすくなります。
株を別の場所へ移したあと、一時的に葉がしおれたり育ちが止まったりする状態です。根が傷ついたことや、急な環境変化が主な原因です。作業を丁寧に行い、直後は強い日差しや水分不足を避けると負担を減らせます。
植物を今の鉢や場所から取り出し、新しい鉢や場所へ移す作業です。容器が狭くなったときや土を新しくしたいときに行います。根を必要以上に崩さず、作業後しばらくは強い水分不足を避けます。
苗などを一直線に並べて植えるときの、その並びの線を指します。ひもなどで目印を付けておくと曲がりにくく、間隔もそろえやすくなります。後から手入れするときにも位置が分かりやすくなります。
苗や球状の部分などを、育てる場所へ植える作業の総称です。土の中へ入れる程度や向き、まわりの土の押さえ方は植物によって違います。作業後はぐらつきがないかを確かめ、必要に応じて水を与えて土となじませます。
苗や球状の部分などを、どのくらい土の中へ入れるかを表す土の中へ入れる程度です。深すぎると茎の下部が傷みやすくなり、浅すぎるとぐらついたり乾きやすくなったりします。種類ごとの目安を確認して合わせます。
株を別の場所へ移したあと、環境の変化によって一時的に元気が落ちる状態を表す言い方です。根が新しい土になじむまで時間がかかるため、何度も動かさず、極端な水分不足や強い日差しを避けて様子を見ます。
苗や球状の部分などを、育てる場所へ移すのにちょうどよいタイミングを表す言葉です。寒すぎる時期や土がぬれすぎた時期は避け、植物が新しい場所になじみやすい条件を選びます。
苗や球状の部分などを並べて植えるために、土へ細長く掘る溝です。一つずつ穴をあける方法より、一直線に並べやすくなります。土の中へ入れる程度をそろえ、底が固すぎる場合は軽くほぐしてから使います。
苗などを一列に並べて植えた、その並びのことです。何列作るかは、育てる野菜の大きさや使える場所の広さで決めます。列をそろえておくと、手入れや見回りがしやすくなります。
変態の途中で動きの少ない段階から、羽を持つ姿へ変わって外へ出ることです。直後は羽がやわらかく、しばらく休んでから動き始めることがあります。発生時期を知る手がかりになる言葉です。
鉢などの下へ置き、流れ出た水や土を受ける浅い皿です。室内やベランダを汚しにくくできます。ただし水を長時間ためたままにすると地下部分が傷みやすいため、水がたまったら捨てるのが基本です。
野菜を育てやすいよう、土を細長く盛った場所です。まわりより少し高くすることで余分な水を逃がしやすくなり、植える位置も分かりやすくなります。高低や幅は、土地の水の抜け方や育てる野菜に合わせます。
土を盛って作った栽培場所の、平らな上面と側面がつながるあたりを指します。ここが崩れると全体の形が乱れやすくなります。雨や作業で土が落ちたときは、必要に応じて軽く形を整えます。
土を盛って作った栽培場所の側面のいちばん下、周囲の地面とつながる部分です。雨で土が流れたり、覆いを固定したりするときに関係します。崩れやすい場合は軽く押さえて形を安定させます。
土を細長く盛り上げ、野菜を育てる場所の形を作る作業です。幅と高低をそろえ、表面を大きくでこぼこさせないように整えます。水がたまりやすい場所では高め、乾きやすい場所では上げすぎないよう調整します。
土を盛って作った栽培部分が、まわりの地面よりどのくらい高いかを表します。水がたまりやすい場所では高めにすると余分な水を逃がしやすくなります。乾きやすい場所では高くしすぎない方が手入れしやすいことがあります。
土を細長く盛って作った栽培場所の、両方の端の部分です。端は雨や人の出入りで崩れやすいため、形を少し丸めたり押さえたりして整えます。端まで植える場合は、作業する余裕も考えて位置を決めます。
土を細長く盛って作った栽培部分の横幅です。育てる列の数や、成長した葉の広がり方を考えて決めます。広すぎると中央まで手が届きにくくなるため、両側から無理なく作業できる広さが扱いやすいです。
土を盛って作った栽培部分と、その隣の栽培部分のあいだです。人が歩いたり、水を逃がしたりする場所として使われます。狭すぎると作業しにくく、広すぎると使える面積が減るため、作業方法に合わせて決めます。
株の上側にある、比較的新しい緑色の部分です。日光を受けやすく、現在の育ち方が表れやすい場所です。色や大きさが急に変わった場合は、寒さや養分不足など環境の変化を疑う手がかりになります。
花や実よりも、軸や葉など体を大きくする方向へ育つ段階です。若い時期に多く見られます。この状態が強く続きすぎると、実を取る植物では花付きが遅れることがあります。
葉と軸の付け根付近から出る芽です。育つと横方向の新しい軸になります。植物によって残して育てる場合と取り除く場合があるため、どんな形で育てるかを決めてから扱います。
水に溶かしたり、もともと液体の状態で使ったりする肥料です。水と一緒に与えやすく、効き始めが早い製品が多いのが特徴です。濃すぎる状態で与えると株を傷めるため、表示どおりに薄めて使います。
混み合った枝の中から不要なものを付け根付近で取り除く作業です。株の内側へ光や風を通しやすくする目的があります。途中だけを短く切るのではなく、必要のない枝を選んで減らすのが特徴です。
植物や作物を冬の間その場所で生かし、春まで持ち越すことです。寒さに強い種類でも、風や雪が積もる状態の有無で状態が変わります。冬前に大きくしすぎないなど、種類に合った準備が必要です。
冬の間も植物を残しておくために使う畑の細長い栽培部分です。雪や寒さの影響を受けるため、水がたまりにくい場所や風の当たり方を考えて準備します。春の雪が溶けた後後に状態を確認します。
冬を屋外や保護した場所で過ごし、春まで生き残った株です。春に再び伸び始めるものもあります。冬の間に傷んだ葉や茎があっても、中心部が生きていれば回復する場合があります。
寒い季節を土の中、枯れ葉の下、施設のすき間などで生き残り、次の暖かい時期に再び問題になる虫です。冬の片付けや残った植物片の処理が、翌年の数を減らす助けになることがあります。
冬の間も植物を残しておくため、畑の中であらかじめ決めた範囲です。雪の積もり方、風の当たり方、春の作業動線などを考えて配置します。何を残したか記録しておくと管理しやすくなります。
秋から冬、または冬から春にかけて畑に残して育てる野菜を表す言葉です。寒さに当たることで甘みが増すものもありますが、耐えられる寒さや雪の量は種類によって違います。
つる性の植物を沿わせたり、植物を支えたりするために使う網状の資材です。目の大きさや幅にさまざまな種類があります。しっかり張って使うと、つるが絡みやすく、実や葉も地面へ触れにくくなります。
肥料などに含まれる成分が土の中へたまり、濃くなりすぎた状態です。雨が直接入らない場所や、長く同じ場所を使う環境で起こりやすくなります。植物が弱る、葉の縁が傷むなどの変化が出ることがあります。
土の中に水へ溶ける成分がたまりすぎ、植物が水を吸いにくくなって傷む状態です。肥料を多く使い続けた場所や雨の入らない場所で起こりやすく、土の白い析出物が手がかりになることもあります。
土や水の中に溶けている塩分や、肥料に由来する成分がどのくらい多いかを表す考え方です。高すぎると植物が水を吸いにくくなり、弱る原因になります。肥料を多く入れ続けた場所では特に注意します。
最初にまいた後、芽が出なかった場所や株数が足りない場所へ、追加でもう一度たねをまくことです。育ちの差が大きくなりやすいため、最初の株との差が広がりすぎないうちに行うとそろえやすくなります。
本来は緑色の部分が黄色っぽく変わることです。古くなった部分に自然に起こる場合もあれば、水分、養分、地下部分の傷みなどが原因のこともあります。どこから始まったかを確認すると判断しやすくなります。
一般的なものより幅や上下方向の長さが大きく、多くの土を入れられる栽培容器です。大きく育つ野菜や複数株を育てるときに向きます。土を入れると非常に重くなるため、移動しない場所へ設置するのが安全です。
土へ混ぜ込まず、茎のいちばん下から少し離れた土の表面などへ置いて使う固形の肥料です。少しずつ効く製品が多く、鉢や容器でも使われます。茎のすぐ近くへ置くと傷めることがあるため位置に注意します。
同じ野菜の仲間の中で、食べごろまで比較的長い時間がかかるタイプを表します。育てる期間が長いため、その地域で寒くなる時期や暑くなる時期との重なりに注意します。
一般的な目安より遅く苗などを本来育てる場所へ移すことです。暑さを避けたり作業時期をずらしたりする目的があります。遅れすぎると大きく育つ時間が足りなくなるため、その後の季節変化を考えて行います。
一般的な目安より遅い時期にたねをまくことです。暑さを避けたり、取る時期をずらしたりする目的で行うことがあります。遅すぎると十分に大きくなる前に寒さが来るため、残された期間を考えます。
集めた落ち葉を積み、時間をかけて分解させて作る、土の状態を整えるための材料です。土へ混ぜると、固まりすぎをやわらげたり、水や空気の通りを整えたりするのに役立ちます。十分に分解した状態で使います。
植物の分類上、同じ仲間に入ることを表します。見た目が違う野菜でも、同じ仲間なら似た原因による傷みや虫の影響を受けることがあります。場所を順番に使うときは、同じ仲間が続いていないかを見る目安になります。
おしべを持ち、花の粉を作る役割を持つ花です。キュウリやカボチャなどでは、実になる花とは別に咲きます。実を付けるには、花の粉がめしべ側へ移る必要があります。
花や実を多く付けた後など、株が力を使った時期に回復を助ける目的で与える肥料です。果樹や多年生の植物でよく使われる言葉です。すぐに大量を与えず、植物の状態に合わせて使います。
透明な屋根や壁で囲い、外より暖かい環境を保ちやすくした施設です。ガラス製や樹脂製などがあります。夜間は冷えることもあり、日中は暑くなりすぎるため、暖房の有無にかかわらず暖かさ確認が必要です。
物や空気がどの程度暖かいか、冷たいかを表す値です。植物の育ちや芽が出ること、花付きなどに大きく関わります。測る場所や時間で変わるため、同じ条件で記録すると比較しやすくなります。
植物を育てる場所の暖かさや寒さを確認し、適した範囲へ近づけることです。置き場所を変える、覆いを開け閉めするなどして調整します。昼と夜で大きく変わることがあるため、一日の中の変化も見ます。
空気や物の暖かさを数値で測る道具です。栽培では置き場所によって表示が大きく変わるため、直射日光が当たり続ける場所や地面へ密着した場所を避け、測りたい環境に合わせて設置します。
植物を形や性質の近さでまとめる分類の一段階です。たとえば同じ仲間に入る植物は、似た原因による傷みや虫の影響を受けやすいことがあります。育てる順番を考えるときは、名前だけでなくこの分類も確認すると役立ちます。
つぼみが開いて花が咲くことです。実を付ける植物では、その後の実付きへ進む重要な段階です。寒さや暑さ、乾きすぎなどが強いと、開いてもその後うまく実につながらないことがあります。
カキ殻などの貝殻を細かく加工して作る石灰系の材料です。土の酸性をゆっくり調整する目的で使われます。製品によって粒の大きさや効き方が違うため、袋に書かれた量を守って使います。
地下にある茎の一部が太り、養分をためたものです。ジャガイモが代表的です。表面にある芽から新しい茎が伸びます。見た目が根のようでも、芽が付く場所があることが大きな特徴です。
根の一部が太り、養分をためたものです。サツマイモなどが代表的です。地下で大きくなる点は芋に似ていますが、植物のどの部分が太ったものかという点で、茎が太ったものとは区別されます。
おしべの先にある袋が開き、中の花の粉が外へ出ることです。花が開いていても、この過程がうまく進まないと実が付きにくくなることがあります。高い空気の暖かさや湿気の影響を受ける植物もあります。
土や植物が必要以上に乾き、水分不足が強く進んだ状態です。葉が強くしおれたり、土が容器の縁から離れたりすることがあります。急に大量の水だけで戻そうとせず、土全体へゆっくりしみ込ませます。
虫が植物を食べる、汁を吸う、内部へ入り込むなどして傷みを与える行動を指します。種類によって傷める場所や時間帯が違います。どの部分がいつ傷んだかを見ると原因を絞りやすくなります。
その虫が植物へ傷みを与えやすい季節や成長段階を指します。同じ虫でも一年中同じ強さで問題になるとは限りません。起こりやすい時期を知ると、早めの見回りや対策を始めやすくなります。
土に水分が多すぎ、長い時間ぬれた状態が続くことです。根へ空気が届きにくくなり、育ちが弱る原因になります。水を与える量だけでなく、雨の後に水が抜けているかも確認します。
夏から秋にかけて、食べる部分を取ることを目的とした育て方や作物を表します。暑い時期をまたぐため、強い暑さや乾きへの対応が必要です。寒冷地では比較的育てやすい時期に重なるものもあります。
植物の中で、通常食べる部分として利用する場所です。葉、実、根に当たる部分など、植物によって異なります。食べない部分が付いていても、その植物全体が利用できないという意味ではありません。
付いた実が水分や養分を取り込み、だんだん大きくなることです。この時期は水分の急な不足や過剰が見た目や味や食感へ影響することがあります。植物ごとに適した育ち方を見ながら手入れします。
必要以上の量や回数で水を与え、土が長くぬれた状態になることです。根へ空気が届きにくくなり、弱る原因になります。表面が乾いたように見えても、内側が湿っていれば待つ判断も必要です。
植物に必要な成分でも、量が多すぎてかえって傷みや育ちの乱れを起こしている状態です。色が濃くなりすぎる、先端が傷むなど現れ方は成分で異なり、追加より原因の見直しが先になります。
いくつかの肥料として働く成分を、化学的な工程で粒などにまとめた肥料です。含まれる量が分かりやすく、計量しやすいのが特徴です。製品によって中身の割合が大きく違うため、袋の表示を見て使い分けます。
強い風や冷たい風で植物が倒れたり乾いたりするのを減らす工夫です。支えを増やす、網や板で風を弱める、鉢を移動するなどの方法があります。完全に密閉せず、倒れない固定も確認します。
植物の間や株の内側へ空気が流れやすい状態を表す言葉です。葉や枝が混みすぎると湿気がこもりやすくなります。適切な間隔を取り、不要な部分を減らすことで、空気が動きやすい環境を作れます。
強い風が植物へ直接当たるのを弱めるために設ける壁や網、囲いなどです。冷たい風や乾いた風による傷みを減らすのに役立ちます。完全に風を止めるより、適度に弱める方が安全な場合があります。
移した株が新しい場所になじみ、再び勢いよく育ち始めた状態を指します。移した直後は一時的に元気がなくなることがありますが、葉が張り、新しい変化が見られれば、うまくなじんだ目安になります。
植物の組織が茶色から濃い茶色へ変わることです。傷、古くなること、強い寒さ、微生物の影響などさまざまな原因で起こります。変色だけなのか、軟らかく崩れているのかも合わせて見ます。
自宅の庭、ベランダ、借りた小区画などで、主に自家用の野菜を育てることです。小さな面積でも始められ、食べたいものを少量ずつ育てられます。無理に種類を増やさず、管理できる量から始めると続けやすいです。
栃木県鹿沼地方周辺で採れる、軽くて多孔質の園芸向けの土です。水を含むと色が変わるため、乾き具合を見やすい特徴があります。酸性に傾きやすいので、野菜へ使う場合は目的と混ぜる量を確認します。
販売できる状態にある実を指す言葉です。大きさ、形、傷の少なさなど一定の条件を満たしたものが対象になります。実際の基準は作物や出荷先によって異なります。
湿った場所などで、表面に白・灰・黒などの粉や綿のように見える微生物の集まりです。植物を傷める種類もあります。見つけたら色や生える場所、広がり方を確認します。
花のおしべで作られる細かな粉です。めしべの先端へ付くことで、たねや実を作るための過程が進みます。暑さや湿気などで働きが弱くなることがあり、実付きに影響します。
苗などを一株ずつ植えるために、決めた位置へあける穴です。根のかたまりが無理なく収まり、周囲の土と密着する大きさにします。大きすぎる穴へふわふわの土を戻すと沈みやすいため、土の中へ入れる程度も確認します。
一か所から複数の茎や株がまとまって伸びている状態を表します。植物の性質として自然にそうなる場合と、複数本を残して育てる場合があります。混みすぎると内側へ光が届きにくくなるため、様子を見て整えます。
株が横方向へどのくらい広がっているかを表します。大きく広がる種類では、植える間隔を考える重要な目安になります。隣と重なり始めたら、明るさや空気が届いているかも確認します。
同じ列に並ぶ植物どうしの間隔です。狭すぎると葉が重なりやすく、光や空気が届きにくくなります。広すぎると場所を余らせることがあります。最終的にどのくらい大きくなるかを考えて決めます。
育っている植物どうしの間隔が適切になるよう、数を減らしたり位置を見直したりすることです。幼い時期に混み合っている場合は、弱いものを取り除いて残す株のための空間を確保します。
茎が地面から出ているすぐ周辺の部分です。水や土の状態を確認したり、ぐらつきがないかを見たりするときによく使う言葉です。土を盛りすぎて茎を深く埋めると傷む種類もあるため注意します。
茎が地面から出ている周辺を、適切な状態に保つ手入れです。水がたまり続けていないか、土が流れて根が見えていないか、茎が傷んでいないかなどを確認し、必要に応じて周囲を整えます。
植物の地面に近い部分が虫にかじられたり傷められたりすることです。外から見えにくく、急に倒れたり元気がなくなったりして気付く場合があります。周囲の土や夜間の様子も確認します。
一つにまとまって育った植物を、地下部分ごといくつかに分け、それぞれを別の株として育てる方法です。多年生の植物などで増やす目的に使われます。弱った部分を避け、分けた後は乾かしすぎないようにします。
花の中で色が目立つ、ひらひらした部分です。一般に「花びら」と呼ばれます。虫を引き寄せる役割などがあり、しおれたり落ちたりする時期は実付きが進んでいる目安になることもあります。
複数の実がひとまとまりになって付く部分です。トマトなどでよく使われます。実の数が多すぎると一つ一つが小さくなることがあるため、株の勢いによっては数を調整します。
複数の花がひとまとまりになって付く部分です。トマトなどでよく使われる言葉で、一つのまとまりに複数の実が付くことがあります。株の勢いを見ながら、付きすぎていないか確認します。
植物の水分調整や、丈夫に育つ働きに関わる主要な成分です。不足すると葉の縁から傷みが出る場合があります。過剰に与えると他の成分を取り込みにくくすることもあるため、適量が大切です。
最終的な場所へ移す前に、いったん別の場所へ植えて育てることです。苗が小さすぎるときや、畑の準備が整っていないときなどに行います。何度も移すと株へ負担がかかるため、必要な場合だけ行います。
草刈りで切り取った草のことです。乾かして地面へ敷いたり、分解させて土を育てやすい状態へ整えることに利用したりできます。種が付いた不要な草や植物を弱らせる問題が疑われる草は、そのまま畑へ戻さない方が安全な場合があります。
植物が水分調節や丈夫な体づくりに使う成分が不足し、古い部分のふちから黄色や茶色に変わりやすくなる状態です。乾きや根の傷みでも似た変化が出るため、土の状態も確認します。
植えたばかりの苗が風などで倒れないよう、一時的に添える細い棒状の支えです。株がしっかり新しい場所になじむまで使い、必要に応じて後で丈夫な支えへ替えます。茎はきつく縛らず、少し動ける余裕を残します。
植物の細胞を丈夫に保つ働きに関わる成分です。土に含まれていても、水分不足などで植物へ届きにくくなることがあります。見た目の変化だけを見て不足と決めつけず、水分や土の状態も一緒に確認します。
伸び始めた部分や若い組織へ必要な成分が十分届かず、先端が傷んだり形が乱れたりする状態です。土に成分があっても、水の吸い方が不安定だと運ばれにくくなることがあります。
株の下側から順に、緑色の部分が枯れて上へ広がっていく状態です。古い部分の自然な変化だけでなく、植物を弱らせる問題や水分の問題で起こることもあります。進み方が速い場合は早めに原因を確認します。
弓状の支えと布やフィルムなどを使って、家庭でも手軽に作れる覆いです。寒さや虫から守る目的で使います。固定が弱いと風で外れやすいため、端と支えをしっかり留めます。
強い日差しを一時的に弱めるため、布や網などを張った簡単な覆いです。真夏の苗や鉢などの容器で育てる方法で使われます。暗くしすぎると育ちが弱くなるため、最も暑い時間帯だけ使う方法もあります。
冬の寒い時期に土を粗く掘り起こし、大きなかたまりのまま寒さや霜へ当てる作業です。凍ったり融けたりすることで土が崩れやすくなることがあります。雪の多さや土の湿り方を見て、無理のない時期に行います。
強い寒さや冷たい風などによって植物が傷むことの総称です。葉の変色、枯れ込み、伸びの停止などさまざまな形で現れます。氷が付かなくても起こるため、寒い地域では風や置き場所も重要です。
覆いの中や囲いのある栽培施設などに外の空気を入れ、こもった熱や湿気を逃がすことです。晴れた日は外が涼しくても内部が急に暑くなることがあります。朝から日中の様子を見て、必要に応じて開けます。
囲いのある栽培施設や覆いの中にこもった熱や湿気を外へ逃がすための開口部です。上部や側面に設けられます。外が涼しくても内部は暑くなりすぎる状態になることがあるため、晴れた日は早めに開けて様子を見ます。
肥料として働く成分が少しずつ溶け出し、比較的長い期間ゆっくり効くよう作られた肥料です。頻繁に追加する手間を減らしやすいのが特徴です。周囲の暖かさや水分によって効き方が変わる製品もあります。
土が乾いた状態と湿った状態の差が大きいことです。急激な変化が続くと、植物が水を吸う量も大きく変わり、実が割れたり育ちが乱れたりすることがあります。極端な乾きと急な大量給水を繰り返さないようにします。
実が十分に熟し、その植物本来の色や香り、甘さなどが進んだ状態です。食べごろの目安になることが多い一方、柔らかくなって保管しにくくなる場合もあります。取る時期は用途に合わせます。
原料が十分に分解され、強いにおいや熱が落ち着いた土を整える材料です。土へ混ぜても植物へ負担をかけにくく、家庭でも扱いやすいのが特徴です。見た目だけでなく、においや原料の残り方も確認します。
畑や植物の周囲が水につかる状態を指します。大雨などで起こり、長く続くほど根へ空気が届きにくくなります。水が引いた後もすぐに強く耕さず、土の水分が落ち着いてから状態を確認します。
畑や容器で育てている植物へ、人の手や設備を使って水を与えることです。水を通す管や細い管など方法はさまざまで、必要な量を必要な場所へ届けることが目的です。与えすぎて土が長く湿り続けないようにします。
細長い管に多数の穴や吐出口があり、水を一定範囲へ少しずつ届けるための資材です。畑の列に沿わせて使うと、毎回手で水をまく手間を減らせます。穴の詰まりや水の出方の差を定期的に確認します。
植物を傷める原因となるものが体内へ入り込み、増え始めることです。入り込んでもすぐ見た目に変化が出るとは限りません。雨、傷、虫などが入り口になる場合があります。
植物を傷める原因が新しい株や部分へ次々に入り込み、傷みの範囲が広がっていくことです。雨、風、虫、作業などで進む場合があります。広がる経路を断つ対策を早めに行います。
植物を傷める原因が入り込む出発点となるものや場所です。傷んだ株、土、たね、道具などが該当することがあります。どこから持ち込まれたかを考えると再発を減らす助けになります。
植物や土の水分が少なくなった状態です。適度な乾きは問題ありませんが、進みすぎると葉がしおれたり育ちが鈍ったりします。表面だけで判断せず、少し内側の土にも水分が残っているか確かめることが大切です。
水分不足によって植物に傷みが出ることです。葉がしおれる、先端が枯れる、実が大きくなりにくいなどの変化が見られます。暑さや風が強い日は水分を失いやすいため、土の中の乾き方を確認します。
暖かい時間と冷たい時間の差を表す言葉です。昼夜の差や、数日間で急に変わる場合などに使われます。適度な差が良い場合もありますが、急激すぎる変化は植物へ負担をかけることがあります。
雨が少ない状態が長く続き、土や水源の水分が不足することです。植物が強くしおれたり、実が大きくなりにくくなったりします。水を確保しにくい時期は、地面を覆って乾きを遅らせる工夫が有効です。
非常に冷たい空気が広い範囲へ流れ込み、数日程度強い寒さが続く現象です。普段より大きく冷えるため、露出した植物や水道設備などへ影響が出ることがあります。事前に覆いや固定を確認します。
冷たく乾いた風に長く当たり、植物から水分が失われて葉や茎が傷むことです。土が凍って水を吸いにくい時期に起こりやすく、見た目は乾きすぎたように枯れることがあります。
細かな網状の布で、強い日差しや風をやわらげるために使う園芸資材です。色や網の細かさによって光の通し方が異なります。暑い時期の苗や、強い日差しに弱い植物を守る場面で使われます。
育てている植物を食べたり汁を吸ったりして、見た目や育ちに悪い影響を与える虫をまとめた呼び方です。すべての虫が対象ではなく、植物へ実際にどんな傷みを与えているかを見て判断します。
二列に立てた棒状の支えを上部で交差させ、横棒などで固定する組み方です。三角形に近い形になり、つる性の植物を両側から支えやすくなります。風でゆるまないよう交差部分をしっかり固定します。
空気がどのくらい暖かいか、または冷たいかを数字で表したものです。植物の育ち方や芽の出方、花の付き方に大きく関わります。朝晩と昼では差があるため、一日の変化も見て判断します。
販売する農産物などについて、大きさ、重さ、形、傷の程度などをそろえるための基準です。地域や出荷先で内容が異なります。家庭で食べるだけなら、基準外でも問題なく利用できるものは多くあります。
販売用に決められた大きさ、形、重さなどの基準から外れたものです。曲がりや大きさの違いが理由のことも多く、食べられないという意味ではありません。傷みがないかは別に確認します。
植物の一部が本来の形から大きく外れ、曲がる、ねじれる、くぼむなど不自然な形になることです。寒さや暑さ、傷、成長途中の環境変化など原因はさまざまで、発生した時期を振り返ります。
本来の形から大きく外れ、曲がる、くぼむ、複雑な形になるなどした実です。花が作られる時期の寒さや暑さ、傷などが原因になることがあります。少数なら食べられる場合もあります。
濃い薬液を水で何倍に薄めて使うかを示す数字です。例えば1000倍なら、原液1に対して全体が1000になるよう薄めます。濃すぎても薄すぎても適切ではないため、表示どおりに量ります。
ある虫が食べたり、生活の場として利用したりする相手の植物を指す言葉です。利用できる植物が限られる種類もあれば、幅広い植物を使う種類もあります。何を育てているかで発生しやすさが変わります。
ある虫が食べたり生活したりできる植物のことです。利用できる種類が多い虫ほど、畑の周辺から移ってきやすい場合があります。近くに同じ相手になる植物がないかを見る手がかりになります。
ある生き物が別の生き物の体表や体内を利用して暮らし、自分の成長や繁殖に役立てる関係です。利用される側は弱ることがあります。虫どうしの関係でも見られます。
ほかの虫の体内や体表へ自分の子を育てる小さなハチの仲間です。植物を傷める虫を利用する種類は、数を自然に抑える助けになります。人を刺す一般的なハチとは性質が異なるものが多いです。
虫が嫌うにおい、光、資材などを利用し、近付きにくくする考え方です。完全に寄せ付けない方法ではなく、効果の程度は相手や環境で変わります。ほかの対策と組み合わせて使います。
枝や葉ばかりが強く育ち、花や実の付きが悪くなる状態を表す言葉です。果菜類や果樹などで使われます。肥料を多く与えすぎた時などに起こることがあり、全体のバランスを見直します。
別の場所から土を持ち込み、今ある場所へ加えたり入れ替えたりすることです。元の土だけでは改善しにくい場合などに行います。持ち込む土の性質や量によって状態が大きく変わるため、目的を決めて使います。
一定の期間、作物を育てずに場所を休ませることです。その間に不要な草を抑えたり、土の状態を整えたりします。ただ空けておけば必ず良くなるわけではないため、次に使う目的を考えて手入れします。
植物が地下などに養分をため、次の時期に再び伸びるための大きくなった部分をまとめて呼ぶ言葉です。形や作られる場所は植物によって違います。保管する場合は、腐らせないよう暖かさと湿り気に注意します。
虫が口を植物へ差し込み、中の汁を吸う行動です。外から大きくかじられなくても、色が抜ける、縮れる、元気が落ちるなどの変化が出ることがあります。小さな虫ではこのタイプが多く見られます。
虫に汁を吸われたことで植物に起こる傷みです。色が薄くなる、斑のように見える、縮れる、育ちが弱くなるなどが見られます。かじられた穴がないのに調子が悪い場合の手がかりになります。
生きていても、条件がそろうまで成長を始めない状態です。植物によっては、一定の寒さや時間の経過などを経験しないと動き出さないことがあります。
成長を始めない状態を終わらせ、動き出せるようにすることです。冷やす、水に浸す、表面を傷つけるなど、植物ごとに合った方法が使われます。
植物にとって非常に強い明るさが当たっている状態です。真夏の直射日光や、雪面からの反射などで起こります。葉が白っぽく焼けることがあるため、急に強い日差しへ出す場合は少しずつ慣らします。
畑全体ではなく、植物の近くなど限られた場所へ肥料を与える方法です。少ない量を効率よく使いやすい一方、同じ場所へ集中しすぎると根を傷めることがあります。位置と量を意識して行います。
積み上げた植物性の材料などを上下や内外で入れ替えるように混ぜ直す作業です。空気を入れ、暖かさや水分の偏りを減らす目的で行います。中が極端に乾いている、または水っぽい場合は状態も合わせて調整します。
水を細かな粒にして吹きかける道具、またはその道具で水を与えることです。小さな苗や葉を軽く湿らせたいときに便利です。土の中まで水を届けたい場合には量が足りないことがあるため、目的を分けて使います。
伸びすぎた枝や茎を途中で切り、株を小さく整えたり、新しい枝を出させたりする作業です。弱った部分を更新する目的でも使われます。切りすぎると回復に時間がかかるため、株の状態を見て行います。
一部の微生物が伸ばす、非常に細い糸のような構造です。多数が絡み合うと白い綿や膜のように見えることがあります。植物の表面や内部で広がりながら成長します。
土の表面をできるだけ同じ高低にそろえ、でこぼこを少なくすることです。低い所だけに水がたまるのを防ぎやすくなり、種をまく土の中へ入れる程度もそろえやすくなります。板や道具を使って軽くならす方法があります。
牛のふんに、牛舎の床へ敷いたわらなどを混ぜて分解させた材料です。土をふかふかにしやすく、畑の土を整える目的でよく使われます。製品ごとに水分や肥料分が違うため、袋の表示を確認して使います。
魚から水分を抜いて粉状にしたものなどを原料にする肥料です。植物を育てるために必要な成分を含み、土の中で分解しながら効きます。においが出る場合があるため、置き場所や使う量に注意します。
本来中身が詰まる部分の内部に、すき間や空いた部分ができる状態です。急激な肥大、暖かさや水分の変化などが関係することがあります。外から分かりにくく、切って初めて見つかる場合もあります。
実の中に大きなすき間ができ、中身が十分に詰まっていない状態です。花の粉の付き方や高い空気の暖かさ、株の状態など複数の条件が関係します。見た目だけでは分かりにくく、切ったときに気付くことがあります。
地上部を支え、葉や花、実へ水や植物が養分を運ぶ軸状の部分です。植物によって硬さや太さ、伸び方が違います。折れたり強く締め付けられたりすると、その先が弱ることがあります。
地面から株のいちばん高い部分までのおおよその長さです。育ち具合を比べるときに使われます。同じ種類でも日当たりや時期で変わるため、数字だけで良し悪しを決めず、太さや色も合わせて見ます。
マグネシウムを表す園芸上の呼び名です。葉の緑色を保つ働きに関わり、不足すると古い葉の色が部分的に薄くなることがあります。石灰系の材料や肥料に含まれることがあるため、重ねて与えすぎないようにします。
酸性に傾いた土を調整するために使う石灰系の材料で、葉の緑色を保つ働きに関わる成分も含みます。植える直前に大量へ入れず、土の数値を確認して必要な量だけ使います。
黒っぽい色をした土の総称で、火山灰由来のものなどがあります。やわらかく扱いやすいものが多い一方、性質は地域や混ざっている材料で異なります。色だけで良し悪しを決めず、実際の水の抜け方なども確認します。
黒色のフィルムで畑の地面を覆う資材です。光を通しにくいため、不要な草が伸びるのを抑えやすく、土の乾きもゆるやかにできます。晴天時は地面が暖まりやすいので、暑い時期は使い方に注意します。
長い柄の先に金属の刃が付いた道具です。土を掘る、寄せる、表面を削るなど幅広い作業に使います。重さや刃の形がさまざまなので、体格と作業内容に合うものを選ぶと扱いやすくなります。
株の軸の太さを数字で表したものです。勢いや育ち具合を見る指標として使われます。太ければ必ず良いわけではなく、極端に太い場合や細い場合は、明るさ、水、養分のバランスも確認します。
鶏のふんから水分を抜いたり、分解を進めたりして作る肥料です。少ない量でも効きやすい製品が多く、家庭では入れすぎに注意が必要です。植える直前に多量へ混ぜず、製品表示どおりに使います。
花の後に実ができ、育ち始めることです。実が付くという意味で広く使われます。花が多くても、暑さや寒さ、花の粉の付き方などが合わないと実が残らないことがあります。
光が少ない方が芽を出しやすい性質を持つものです。表面に出たままだと動きにくいことがあるため、作物に合った厚さで土をかぶせます。
植物を守る薬剤の使用を減らしたことを表すために使われてきた言い方です。ただし、どの程度減らしたかが分かりにくいため、農産物の販売表示では単独で使うと誤解を招くおそれがあります。比較する場合は基準や回数を具体的に確認します。
土を掘ったりかき混ぜたりして、固まりをほぐし、植える前の状態を整える作業です。手作業でも機械でも行います。ぬれすぎた土を強くこねると、乾いた後に固くなりやすいため、適度に乾いたときに行います。
空気や土が、植物にとってかなり暑い状態を表す言葉です。続くとしおれやすくなったり、花や実の付き方が乱れたりします。日中だけでなく、夜まで暑い状態が続くかどうかも重要です。
一年の中で、暑い日が続きやすい時期です。植物によっては伸びや花付きが悪くなり、水分不足も起こりやすくなります。朝のうちに状態を確認し、必要なら日差しや乾きへの対策を行います。
植物が耐えられる範囲より暑い状態に置かれ、正常に育てなくなることです。しおれ、葉の傷み、花が落ちる、実の形が乱れるなどの変化が見られます。強い日差しと水不足が重なると悪化しやすくなります。
土を掘り起こしたり反転させたりして、植える前の状態を整える作業です。固まった部分をほぐし、根が伸びる空間を作る目的があります。湿りすぎたときに行うと土を練ってしまうので避けます。
明るさがある方が芽を出しやすい性質を持つものです。深く埋めると光が届きにくいため、表面近くに置いたり、ごく薄く土をかぶせたりします。
植物が光の力を使って、空気中の二酸化炭素と水から自分の体を作るための物質を生み出す働きです。主に緑色の部分で行われます。明るさ不足が続くと、この働きが弱くなり育ちも鈍ります。
ある作物を終えたあと、同じ場所で続けて育てる作物のことです。前に育てたものとの相性や、残っている季節の長さを考えて選びます。短い期間で育つものを組み合わせると、場所を効率よく使えます。
一日の明るい時間と暗い時間の長さに反応して、花を作る時期などが変わる性質です。植物によって反応の仕方が異なります。季節の変化を感じ取る仕組みの一つとして考えると分かりやすいです。
植える時期や間隔、作物の組み合わせ、畑の衛生など、育て方そのものを工夫して被害を減らす方法です。日常の管理で行えるため、ほかの対策と組み合わせる基本になります。
育ちが弱くなった株の枝や茎を大きく切り、新しい芽や枝を出させて再び育て直す作業です。ナスなどで行われることがあります。暑さや株の状態によって向き不向きがあるため、時期を選びます。
空気が強く冷えた夜などに、地面や植物の表面へ白い氷の結晶が付く現象です。晴れて風の弱い夜に起こりやすく、朝に気付くことが多いです。植物によっては葉や新芽が黒く傷むことがあります。
人が耕したり、作物を育てたりする地表に近い土の部分を指します。日常の作業でよく触れる範囲で、やわらかさや水の動きが植物の育ちに影響します。長年いつも同じ位置だけを耕すと、その下が固くなることがあります。
主要な働きを持つ成分の合計割合が高くなるよう作られた粒状の肥料です。少ない量でも多くの成分を与えられるため、量を間違えると効きすぎやすくなります。計量し、製品表示に従って使うことが重要です。
異なる親をかけ合わせて作られた作物です。傷みにくさ、育ちやすさ、味など、目的に合った特徴を持たせるために作られます。
いつも地表から同じくらいの位置で耕したり、機械や人の重みがかかったりして、表面の下にできる固い層です。水や根が下へ進みにくくなることがあります。水が抜けにくい畑では存在を疑う目安の一つです。
地中にできた非常に固い層の総称です。水や根が通りにくくなり、その上へ水がたまる原因になることがあります。表面を整えても改善しない場合は、深い位置の固さも確認します。
家庭の畑で扱いやすい、背の低いアーチ状の覆いです。苗や小さな野菜を寒さや虫から守る目的で使われます。上下方向の長さが限られるため、植物が大きくなる前に外すか、より高い仕組みへ替えます。
植物が体内の物質を分解して、活動に必要なエネルギーを取り出す働きです。昼夜を問わず行われます。暑すぎる環境では消費が増えることがあり、作った物質とのバランスが育ちに影響します。
植物の一部が黒っぽく変わることです。傷みが進んだ場合や寒さ、微生物の影響などで見られます。表面だけの色の変化か、内部まで傷んでいるかを確かめ、急速に広がる場合は早めに対処します。
植物の組織や株全体が完全に枯れ、元へ戻らない状態になることです。一部だけの場合も株全体の場合もあります。急に進んだときは、根の状態や水分、周囲の株にも同じ変化がないか確認します。
鉢や容器の下部を浅い水につけ、底から水を吸わせる方法です。乾きやすい時期や、小さな株へ静かに水を与えたいときに使います。常に深く浸したままにすると空気が不足しやすいため、目的に応じて時間を調整します。
動物の骨を細かく加工して作る肥料です。花や実を付ける時期に関わる成分を多く含む製品が一般的です。効き始めは比較的ゆっくりで、原料や加工方法によって成分量が違います。
何代も選びながら育てられ、取った粒から育てても親に近い特徴が出やすいものです。ただし自然に別の株と混ざることがあるため、毎回まったく同じになるとは限りません。
玄米を精米する時に出る外側の粉です。土へ混ぜて使うことがありますが、そのまま大量に入れると分解の途中で熱やにおいが出ることがあります。少量で使い、植える直前の多用は避けます。
一株の地下部分が実際に広がって利用している土の範囲です。下方向と横方向の両方を含みます。狭すぎると水や養分を吸える場所が限られるため、大きく育つ植物では十分な土の量が必要です。
一株が持つ地下部分全体の広がり方や形をまとめて表す言葉です。下へ深く伸びる型、浅く広がる型など植物によって違います。育てる場所の広さや土の厚みを考えるときの参考になります。
地面の下を伸びる茎のうち、比較的太く、養分をためながら横へ広がるものです。節の部分から新しい芽や根を出します。ショウガなどで見られ、見た目が根のようでも植物学上は茎の仲間です。
根の周囲で、その植物の影響を強く受けている土の範囲です。水分や養分を吸う場所であり、さまざまな小さな生き物も活動します。植物を育てるときは、この周囲の環境を安定させることが重要です。
根の周囲の土や水の環境が悪くなり、根が十分に働けなくなっている状態です。水がたまり続ける、空気が不足する、溶けた成分が多すぎるなどが原因になり、地上部の育ちも鈍ります。
同じ場所に二種類以上の作物を同時に育てる方法です。空間を有効に使ったり、互いの影響を期待したりすることがあります。ただし組み合わせによっては光や水を奪い合うため、相性と大きさを考えて配置します。
植物を育てるために使う箱形や大型の容器を広く指す言葉です。長方形や丸形など形はさまざまです。底から余分な水が抜ける構造かを確認し、土を入れた後の重さも考えて置き場所を決めます。
一緒に育てることで、虫の被害を減らす、空間を使いやすくするなどの効果を期待する組み合わせの植物を指します。効果は条件によって差があり、植えるだけで必ず問題が減るわけではありません。
家庭や畑から出る植物性のごみなどを集め、分解させて土へ戻しやすい状態にする仕組み、またはそのための容器を指します。においや虫を抑えるには、入れる材料と水分の偏りを避けることが大切です。
地中にある細い部分の表面から生える、肉眼では見えにくい非常に細かな突起です。水や植物が養分を吸う面積を大きくする働きがあります。乾きや強い傷に弱いため、場所を移すときには大きく乾かさないようにします。
一株が持っている地下部分の量を表す言葉です。量が十分なら水や養分を吸える範囲が広がりやすく、株も安定します。容器が小さすぎる、土が固いなどの条件では増えにくくなることがあります。
小さな粒の表面を材料で覆い、扱いやすくしたものです。色が付いていることもあり、まきやすさを高めたり、製品によっては保護のための成分が含まれたりします。
短い時間に非常に多くの雨が降ることです。土が流れる、水がたまる、植物が倒れるなどの影響が出ます。雨の前に余分な水を外へ逃がす通り道を確認し、雨の後はぬれた土をすぐ踏み固めないようにします。
同じ野菜の仲間の中でも、特に短い期間で食べごろを迎えやすいタイプを表します。早い時期に取りたい場合に便利ですが、向く季節や環境は作物ごとに確認します。
主に野菜を育てるために使う場所を表す言葉です。自宅の庭の一角から借りた区画まで広さはさまざまです。日当たり、水の使いやすさ、作業しやすい動線を考えて配置すると管理しやすくなります。
まく前に、芽が動き始めるところまで準備を進めておく方法です。暖かさや水分を整えて少しだけ芽を出させることで、まいた後の立ち上がりをそろえやすくします。
顕微鏡で見るほど小さな単細胞の生き物です。植物を傷める種類もあり、水滴や傷口などを通して広がることがあります。糸のように広がる微生物とは性質が異なるため、対処法も同じとは限りません。
一日の中で最も高くなった空気の暖かさを示す値です。晴れた日の午後に記録されることが多く、暑さによるしおれや花が落ちることを考える目安になります。直射日光の当たる場所は、発表値より暑くなることもあります。
一定期間の中で最も高かった暖かさと最も低かった暖かさを記録できる測定器です。昼夜の差を確認したいときに便利です。リセット式のものは、同じ時間帯に記録して戻すと比較しやすくなります。
地中に広がる非常に細い部分です。水や植物が養分を吸う働きの中心を担い、乾きすぎや水分過多の影響を受けやすい部分です。場所を移すときに大きく失うと回復が遅れることがあります。
育てた植物から、次に育てるための粒を取ることです。十分に熟してから集め、よく乾かして保管します。市販のものでは、取った粒が親と同じ性質にならない場合もあります。
次に育てるための粒を取るのに向く時期です。早すぎると十分に熟しておらず、遅すぎると落ちたり傷んだりするため、実やさやの乾き具合などを見て判断します。
一度使った土をそのままではなく、ふるい分けや資材の追加などを行い、再び植物を育てやすい状態へ整えた土です。市販品もあります。植物の異常や虫が残った土は、無理に再利用しない方が安全です。
一日の中で最も低くなった空気の暖かさを示す値です。夜から明け方に記録されることが多く、寒さに弱い植物では重要な目安になります。予報を見るときは昼の値だけでなく、この数値も確認します。
大きな土のかたまりを細かく崩す作業です。種をまく場所や小さな根が伸びる場所では、かたまりが大きいとすき間ができやすくなります。乾きすぎた土を粉のように細かくしすぎず、扱いやすい大きさに整えます。
育て始めてから一定の段階までにかかる経過した日の数を表します。種をまいた日から数える場合と、苗を植えた日から数える場合があります。何を起点にしているかを確認して使います。
作物ごとの一年間の作業時期を、月や旬ごとに並べた予定表です。たねをまく、苗を移す、手入れする、食べる部分を取るといった流れを見通せます。実際の天候に合わせて前後させて使います。
同じ作物でも、たねをまく時期、苗を移す時期、食べる部分を取る時期などの組み合わせで分けた育て方です。地域や気候によって向く形が違うため、寒冷地では平地と同じ日程にならないことがあります。
種をまいたり苗を並べたりするために、土の表面へ細長い線やくぼみを作る作業です。まっすぐ作ると並びがそろいやすく、その後の手入れもしやすくなります。土の中へ入れる程度は育てるものに合わせて調整します。
一つの場所で、どの作物をいつ育てるか決めて実際に配置することです。季節ごとの入れ替えや場所の使い方まで考えると、限られた面積を無理なく使いやすくなります。前に育てたものも記録しておくと次の計画に役立ちます。
一年を通して、どこで何をいつ育てるかを前もって組み立てる計画です。場所の広さ、育つ期間、前に育てた作物との組み合わせを整理しておくと、同じ場所へ似た種類が続くのを避けやすくなります。
作物を育てるために人が耕し、日常的に利用している地表近くの土の層です。根が多く広がるため、固さや水分の状態が育ちに大きく影響します。毎年の作業で少しずつ状態を整えていきます。
枝や茎の一部を切り取り、土などに挿して根を出させ、新しい株として育てる方法です。親と同じ特徴を受け継ぎやすいのが特徴です。切り取った後は乾きすぎないようにしながら、明るすぎない場所で管理します。
砂の割合が多く、さらさらして水が抜けやすい土です。作業しやすい反面、水分や養分を保つ力が弱く、乾きやすい傾向があります。植物の様子を見ながら、水や養分を切らさないように手入れします。
植物から切り取って、根を出させるために使う枝や茎の部分です。長さや葉の残し方は植物によって違います。切り取った後は水分不足しやすいため、作業を手早く行い、根が出るまで水分を保ちます。
植物から若い芽や茎の一部を切り取り、土や水などに挿して根を出させ、新しい株として育てる方法です。種を使わずに増やせます。切り取った直後は水分を失いやすいため、強い日差しと水分不足を避けます。
砂がやや多いものの、細かな粒も適度に含む土です。水が抜けやすく、極端に乾きすぎにくいため、扱いやすい性質を持ちます。ただし畑ごとの差があるため、実際の乾き方を見ながら手入れします。
若い虫の姿から羽のある姿へ変わる途中で、外見上ほとんど動かない段階です。土の中や葉の裏、枯れた部分など場所は種類で異なります。見つけても死んでいるとは限りません。
寒い時期に植物が弱るのを減らすための工夫全般です。覆い、置き場所の変更、風を弱める工夫などが含まれます。寒さの原因が夜の急に強く冷えることなのか冷たい風なのかを見て方法を選びます。
土の中の空気が不足し、根が必要な酸素を十分に使えない状態です。水が長くたまった場所や強く締まった土で起こりやすく、根が弱って水や養分を吸いにくくなることがあります。
水を広い範囲へまくように与える方法です。じょうろや散水用の管、散水器具などを使います。広い場所へ短時間で水を届けやすい一方、葉が長くぬれ続けたり、表面だけが湿ったりしないよう量と時間を調整します。
水を通す柔らかい管の先端へ取り付け、水の出方を変える器具です。細かな霧状、シャワー状、直線状などに切り替えられる製品があります。小さな苗へ強い水を当てないよう、用途に合わせて調整します。
酸性側に傾いている土です。雨の多い地域では自然に酸性へ傾くことがあります。野菜の種類によっては育ちにくくなるため、数値を測って必要な場合だけ調整します。見た目だけで判断しないことが大切です。
酸性の強さを表す考え方です。園芸では土の状態を確認するときに使われ、数値が低いほど酸性が強い尺度がよく用いられます。感覚では分かりにくいため、測定器や試験用品で確かめます。
酸性またはアルカリ性へ偏った土を、育てる植物に合う範囲へ近づける作業です。石灰類などを使うことがありますが、必要量は元の数値で変わります。測らずに大量へ加えるのは避けます。
液体などを霧状や細かな粒にして、植物や周囲へ行き渡らせる作業です。薬剤を使う場合は、風の強い日を避け、決められた量と範囲を守ります。周囲へ飛ばさない配慮も必要です。
虫が次の個体につながる小さな粒を植物や土などへ産み付ける行動です。付ける場所や並べ方は種類によって違います。よく使う場所を知ると、増える前に見つけて取り除きやすくなります。
特定の地域で長く育て継がれ、その土地の気候や食文化になじんできたものです。地域ごとに特徴があり、形や味に幅が見られることもあります。
不要な草が生えたり大きくなったりするのを減らすことです。地面を覆う、早めに抜く、表面を浅く削るなど複数の方法があります。完全になくすことだけを目標にせず、野菜の邪魔にならない程度へ抑えます。
食べる部分を取った後や育て終えた後も、その場所に残っている株です。次の作業の邪魔になる場合は取り除きます。植物を弱らせる問題や虫が付いている場合は、そのまま放置しないようにします。
植物を片付けた後に残る葉、茎、根などの部分をまとめた呼び方です。健康なものは土へ戻せる場合もありますが、植物を弱らせる問題や虫の疑いがあるものは畑へ残さない方が安全なことがあります。
春になって周囲の雪が溶け始めた後も、一部に残っている雪です。日陰や雪を積み上げた場所で長く残りやすく、その周囲は土の暖まりが遅れます。植える時期を判断するときに確認します。
植物の平たい部分や軸が張りを失い、下へ垂れたり柔らかくなったりする状態です。水不足だけでなく、地中がぬれすぎて吸えない場合にも起こります。土の状態を確かめてから水を追加します。
刈った草などを地面の表面へ敷くこと、または敷いた草を指します。土の乾きや雨などで土が植物へ跳ね上がること、不要な草の伸びを抑えるのに役立ちます。厚く敷きすぎていつも湿った状態にすると、虫や腐りの原因になることがあります。
わらを地面の表面へ敷き、土を覆う方法です。地面の乾きすぎや土の跳ね上がりを抑え、実が直接土へ触れるのを防ぐ目的でも使われます。厚く敷きすぎて常に湿った状態にならないようにします。
細い糸状の構造を伸ばして増える微生物の仲間です。一般に白い粉や綿のように見えるものも含まれ、植物を傷める種類が多くあります。空気の湿り気が高い環境で広がりやすいものがあります。
屋根や壁などで囲った設備の中で作物を育てる方法です。雨や寒さを避けたり、内部の暖かさを調整したりしやすくなります。一方で、暑くなりすぎる、湿気がこもるなど内部特有の手入れが必要です。
化学的な資材や強い人為的な操作をできるだけ減らし、自然の働きを生かして作物を育てようとする考え方の総称です。実践方法は提唱者や地域で大きく異なり、統一された一つの方法を指す言葉ではありません。
どの茎や枝を残し、どの方向へ伸ばすかを決めて、植物の形を整えながら育てる方法です。「一本仕立て」などの形で使われます。植物の性質や育てる場所に合わせて、無理のない形を選びます。
株の下側にある、比較的古い緑色の部分です。明るさが届きにくくなったり、年数が進んだりすると色が薄くなることがあります。自然な変化なのか、育て方の問題なのかを周囲の状態と合わせて見ます。
倒れやすい植物を支えるため、地面や容器へ立てる棒状の資材です。茎を軽く固定したり、つるを沿わせたりして使います。株が大きくなる前に安定させ、風でぐらつかない位置までしっかり差し込みます。
植物を支える棒と茎などを、簡単に留めるためのクリップです。ひもより手早く固定できます。成長して茎が太くなることを考え、締め付けが強すぎない製品を選び、ときどき位置を確認します。
植物を支えるための棒状資材を、地面へ立てて固定する作業です。根を大きく傷つけない位置を選び、風で倒れないよう十分に差し込みます。株が大きくなってから無理に立てるより、早めに準備すると安全です。
植物を支える棒状資材どうしを固定したり、棒をほかの資材へ留めたりするための部品です。クリップやバンドなどさまざまな形があります。使用する太さに合うものを選び、ゆるみや劣化を定期的に確認します。
植物を支えている棒状資材が倒れたり傾いたりしないよう、追加の棒やひもなどで強くすることです。株が大きくなった時期や強風前に行います。地面への固定部分と、資材どうしの接続部を確認します。
土が長くぬれ続けることで植物が受ける傷みです。地下部分へ空気が届きにくくなり、葉の色が悪くなったり育ちが止まったりすることがあります。雨の後に水が残る場所では、周囲へ水を逃がす工夫が必要です。
空気中にどのくらい水蒸気が含まれているかを表す値です。高いと蒸れやすく、低いと乾きやすくなります。暖かさによっても感じ方や数値が変わるため、両方を合わせて見ると分かりやすくなります。
花の付け根にある、将来実になる部分です。内部には将来たねになる部分があり、花の粉がうまく働くとふくらみ始めます。キュウリなどでは花の下に小さな実のように見えます。
自治体や民間などが区画を用意し、一般の人が一定期間借りて野菜や花などを育てる場所や仕組みです。利用期間、使える資材、水場の有無などの決まりは場所ごとに違うため、事前に確認します。
冷えた夜に、空気中の水分が地面や植物の表面で氷の結晶となって付く現象です。白く見えることが多く、寒さに弱い植物では葉や新芽が傷む原因になります。風が弱く晴れた朝に起こりやすいです。
地面や植物表面へ氷の結晶が付くほど冷える夜に備え、植物が傷むのを減らす工夫です。覆いをかける、鉢を軒下へ移すなど方法があります。夕方までに準備し、朝は急に強い日差しへ当てないようにします。
地面の水分が凍りながら細長い氷となって上へ伸び、土を持ち上げる現象です。寒い朝に見られ、幼い株の地下部分が浮いたり切れたりすることがあります。株が浮いていたら土が融けてから軽く戻します。
強すぎる日差しを資材などで弱めることです。真夏の強い暑さや表面が焼けたように傷むことを抑える目的で行います。暗くしすぎると育ちが弱くなるため、必要な時期と時間だけ使い、植物の様子を確認します。
日差しを一部さえぎり、植物や育てる場所が熱くなりすぎるのを抑える網状の資材です。製品ごとに光をさえぎる割合が違います。暗くしすぎると育ちが弱くなるため、植物と季節に合わせて選びます。
日差しをどのくらいさえぎる資材かを割合で表したものです。数字が大きいほど暗くなります。暑さ対策では便利ですが、必要以上に高いものを使うと光が不足するため、植物に合う範囲を選びます。
土を掘る、すくう、移すための道具です。日本では土をすくったり掘ったりする道具との呼び分けが地域や人によって異なります。長い柄の大型品から片手用まであり、土が固い状態や作業範囲に合うものを使います。
育てた植物から、食べる部分や利用する部分を適した時期に取ることです。早すぎると大きさや味が十分でないことがあり、遅すぎるとかたくなったり傷みやすくなったりするため、見た目や大きさを確認して行います。
食べる部分を取る予定の時期より遅くなった状態です。植物によっては味が落ちたり、かたくなったり、次に付く実や葉の育ちへ影響することがあります。適した時期を見逃さないよう定期的に確認します。
その年や、その育て方の時期区分で、食べる部分を取る作業を終える時期です。寒さ、暑さ、株の弱りなどで状態が落ちてきたら区切りをつけます。最後まで無理に残すより、次の準備へ切り替える判断も大切です。
食べる部分を取るのに向く期間です。早すぎると十分な大きさや味にならず、遅すぎると硬くなったり味や見た目が落ちたりすることがあります。日付だけでなく、大きさ、色、手触りも目安にします。
食べる部分を株から取った後の段階を表す言葉です。この後も植物の組織は少しずつ消耗し、水分を失ったりやわらかくなったりします。早めに涼しい場所など適した置き方へ移すと状態を保ちやすくなります。
食べる部分を取るのに最も向いている時期です。大きさ、色、硬さ、まいてからどの程度たったかなど、判断の目安は植物ごとに違います。早すぎても遅すぎても味や状態が落ちることがあるため、複数の目安を合わせて判断します。
種をまいた日や苗を植えた日など一定の時点から、食べごろの目安までに何日かかったかを示す数字です。種の袋や栽培資料で使われます。天候や地域で前後するため、数字だけでなく実際の大きさや色も合わせて判断します。
その年や、その育て方の時期区分で、最初に食べる部分を取り始める時期です。たねをまいてからの経過だけでなく、実際の大きさや色を見て判断します。天候によって毎年同じ日になるとは限りません。
野菜や果実を株から切り取るために使う小型のはさみです。細い茎や果梗を切りやすく、片手で扱えるものが多くあります。植物を傷つけないよう、切れ味の良い状態で使い、使用後は清潔にします。
一年を通して、時期をずらしながら作物を途切れにくく育てる方法です。季節ごとに向く種類を選んだり、寒さをやわらげる覆いや暑さを弱める資材を使ったりします。環境に合わせて育て方を切り替えることが大切です。
見た目や形、傷の少なさなどが一定の高い基準を満たしたものを示す等級名の一つです。何を基準にするかは出荷先や産地で異なります。味の良さだけを直接示す言葉ではありません。
一定の面積や一株などから、どれくらいの量を取れたかを表す言葉です。重さや個数で示されます。多ければ必ず良いとは限らず、大きさや味とのバランスも見ながら評価します。
その植物が、どの程度多くの食べる部分を生み出しやすいかという性質です。種類だけでなく、天候や育て方でも大きく変わります。種苗を選ぶ際に、取りやすい量の目安として使われます。
生まれた日や芽が出た日などを基準に、何週間たったかを表す言葉です。苗を育てている期間や株の若さを大まかに確認するときに使われます。実際の育ち方は暖かさや光で変わるため、週数だけで判断しません。
新しい株を育てるために植える、小さな球状の部分です。タマネギなどで使われる言葉で、種の粒から始めるより早く大きくできる場合があります。傷や腐りが少なく、締まったものを選びます。
株の中心となって上へ伸びる主要な軸です。そこから葉や枝、花などが出ます。太さや伸び方は株の勢いを見る目安になり、極端に細い場合は明るさや環境条件を見直します。
地中へ向かって中心的に太く伸びる一本の部分です。ダイコンなどではこの部分が大きく太ります。幼い時期に強く傷つくと形が乱れることがあるため、移動を嫌う植物では特に丁寧に扱います。
株の骨格になる主要な枝です。実を取る植物では、どの枝を主に伸ばすか決めて育てることがあります。丈夫で向きの良いものを選ぶと、その後の作業や実の付き方を整えやすくなります。
まく前の粒に付いている、植物を傷める原因を減らすために行う処理です。薬剤や温かい水など方法はいくつかあり、家庭で行う場合は対象の作物に合った安全な方法を選びます。
保管している粒が、芽を出す力を保てる期間の目安です。作物によって長さが違い、暑く湿った場所では短くなりやすいため、涼しく乾いた所に置きます。
植物を傷める原因がたねの表面や内部に付いたまま持ち込まれ、芽が出た後の株へ広がることです。見た目だけでは分からない場合があります。健全なたねを使い、必要に応じて適切な処理を行います。
葉の中央を通る、最も太い筋です。先端まで水や植物が養分を運ぶ中心的な通り道で、そこから細い筋が左右へ分かれます。種類によって太さや目立ち方が異なります。
一定期間の寒さを経験したことをきっかけに、花をつける準備が進むしくみです。葉や根を食べる野菜では、寒さのあとに急に花の方へ進む原因になることがあります。
虫や外から広がる微小な原因以外で、形、色、表面、内部などに異常が出た実をまとめて表す言葉です。暑さ、水分の急変、養分の偏りなど原因はさまざまで、同じ見た目でも発生条件を確認します。
土を耕す回数や範囲を減らし、必要な部分だけをほぐして作物を育てる方法です。作業量や土への負担を減らすことを目指します。土をほとんど掘り返さない方法ほど完全に掘り返さないわけではなく、状況に応じて必要な作業を残します。
植物に現れた普段と違う変化を広く表す言葉です。黄色くなる、しおれる、斑が出るなどが含まれます。同じ見た目でも原因が違うことがあるため、発生した場所や時期も一緒に確認します。
石灰石を加工して作る、作用の強い石灰系の材料です。土の酸性を直す力が強く、入れすぎると植物へ悪影響が出ることがあります。量を正確に測り、植える時期との間隔も十分に取ります。
芽が出てから、まだ株が小さい時期の育ち方を指します。この時期に順調に広がると、その後も安定しやすくなります。寒さ、過度な湿り、明るさ不足などの影響を受けやすいため、環境を整えることが大切です。
虫が植物の一部をかじったり食べたりしたことで傷みが出ることです。穴が開く、縁が欠ける、表面だけ削られるなど形はさまざまです。傷み方から原因となる虫を絞り込める場合があります。
虫にかじられて葉などにできた穴です。丸い穴、細かな穴、大きく欠けた穴など形はさまざまです。穴の大きさや位置、縁の様子を見ると、原因となる虫を考える手がかりになります。
虫が植物のどの場所を主に食べて傷めるかを表す言葉です。葉、実、軸、地面近くなど種類によって好む場所が違います。傷んでいる位置は原因となる虫を見分ける大きな手がかりになります。
粘りのある細かな粒を多めに含みながら、砂も混ざった土です。水分や養分を保ちやすい一方、雨が続くと重く締まりやすいことがあります。無理にぬれた状態で作業せず、乾き具合を見て扱います。
虫が軸や実などの内部へ入り込み、中を食べながら進むことです。外からは小さな穴しか見えなくても、内部で大きく傷んでいる場合があります。穴の周囲にくずやふんが出ていないか確認します。
虫が植物の内部へ入り込むときに作る小さな穴です。軸、実、葉を軸につなぐ部分などに見られ、周囲に細かな削りくずや排せつ物が付く場合があります。穴の先で内部が傷んでいないか確認します。
食べたときに感じる味、香り、食感などをまとめて評価する言葉です。甘さだけでなく、苦み、みずみずしさ、やわらかさなども含みます。同じ種類でも取る時期や育て方で変わることがあります。
虫が植物を食べたあとに残る跡です。丸い穴、細い筋、表面だけ削った跡など形はさまざまで、虫そのものが見つからない場合でも手がかりになります。新しい跡か古い跡かも確認します。
たねの中にあらかじめ作られていて、芽が出た直後に最初に開く緑色の部分です。形はその植物本来の姿と違うことが多く、幼い時期の目印になります。傷むと初期の育ちに影響するため、芽が出た直後は丁寧に扱います。
同じ薬剤や同じ有効成分を、一つの作物に何回まで使えるかを示す上限です。製品だけでなく成分ごとの合計回数にも注意が必要な場合があります。記録を残すと間違いを防げます。
作物を守るための薬剤を、いつまで、またはどの段階で使えるかを示す条件です。「食べる部分を取る日の○日前まで」などの形で書かれます。安全に食べるための重要な決まりなので、作業前に確認します。
トマトなどで、実の先端側が黒褐色にへこみ、硬く傷む状態です。土に成分があっても、水分の乱れなどで必要な成分を十分運べないと起こることがあります。水の与え方を安定させるのが基本です。
銀色の表面を持つフィルムで、強い光を反射しやすいのが特徴です。地面の乾きを抑えるほか、一部の小さな虫が近づきにくくなる効果を期待して使われます。植物や虫の種類によって効果の出方は異なります。
表が白、裏が黒になった二層のフィルムです。白い面で強い日差しを反射し、黒い面で光を通しにくくします。夏場に地面が熱くなりすぎるのを抑えたいときなどに使われ、白い面を上にして敷きます。
株の中心にある伸びる部分が傷み、茶色く枯れて新しい部分が正常に展開しにくくなる状態です。水分の乱れや必要な成分が届きにくいことなどが関係し、中心部を早めに観察します。
普段より深い位置まで土を掘り起こしてほぐす作業です。表面の下が固い場所や、深く伸びる植物を育てる前などに行います。毎回必要ではなく、土の状態を見て、深い部分を傷めすぎないように行います。
まく前の粒を一定時間、水に浸して水分を吸わせることです。動き出しを助ける目的で行いますが、長く浸しすぎると傷むものもあるため、作物ごとの方法を確認します。
普段よく耕す表面の土より下にある、深い部分の土です。表面より固く、水が通りにくい場合があります。根が深く伸びる作物では、この部分が極端に固くないかを確認することがあります。
虫が育てている場所へ入り込むのを、網や覆い、すき間の封鎖などで防ぐことです。入ってから対処するより効率がよい場合があります。小さなすき間や開閉時の入り込みにも注意します。
伸び始めたばかりの柔らかい部分が虫に食べられたり汁を吸われたりして傷むことです。ここが強く傷むと、その後の伸びや形に大きく影響する場合があります。株の中心付近を重点的に確認します。
新しく開いたばかりの若い緑色の部分です。やわらかく色も淡いことが多いため、強い日差しや虫にかじられる影響を受けやすい場所です。株が順調に伸びているかを見る手がかりにもなります。
一定の間隔で粒をはさんだ、土に戻る素材の細長いテープです。溝に置いて土をかぶせるだけで間隔をそろえやすく、細かい粒を一つずつ扱う手間を減らせます。
自分で育てた植物から、次に使う粒を取って手元に残すことです。毎年続けることもできますが、周囲の別の株と混ざったり、親と違う性質が出たりする場合があります。
同じ花、または同じ株にある花どうしで花の粉がめしべの先端へ付くことです。トマトなど、この方法で実を作れる植物があります。虫が少なくても実が付きやすい一方、花の構造によっては揺らす補助が有効です。
育てる場所へ直接まいて、そのまま大きくする方法です。途中で別の場所へ移さないので根を傷めにくく、ダイコンやニンジンなど、根をまっすぐ育てたい作物に向いています。
別の植物とつなぎ合わせず、自分自身の根で育っている苗です。種から育てたものや、茎の一部から根を出させたものなどが含まれます。つなぎ合わせた苗と比べ、種類本来の根の性質がそのまま表れます。
今育てている作物を片づけたあと、その場所で次に育てる予定の作物です。作業の順番を考えるときによく使います。前の作物を終える時期と、次に始めたい時期が無理なくつながるかを確認します。
同じ個体の花の粉を使って次の次にできる個体を作ることです。自分自身の花の粉で実やたねを作れる植物に見られます。次にできる個体を重ねると性質がそろいやすい一方、植物によっては弱りやすくなることもあります。
酸性ではあるものの、その程度が強くない状態です。多くの野菜が育ちやすい範囲に含まれることがあります。ただし適する範囲は植物ごとに違うため、「弱酸性なら何でも良い」と考えず、数値で確認します。
生まれて間もない、小さな段階の虫です。体が小さく、まとまって行動していることもあります。広がる前に見つけると対処しやすい場合が多く、葉の裏や食べ跡の近くをよく確認します。
実などがどの程度熟しているか、その進み具合を表す言葉です。色、硬さ、香りなどを目安に判断します。食べる時期に適した段階と、たねを取るために十分進んだ段階は一致しない場合があります。
主にトマトやナスなどで、株全体の伸びる力や勢いを表す言葉です。軸の太さ、新しい部分の大きさ、実の付き方などから判断します。強すぎる・弱すぎるのどちらも偏りのサインになります。
花の粉が、めしべの先端へ付くことです。実を作るために必要な植物が多く、風や虫のほか、人の手で助ける場合もあります。花が咲いても粉がうまく付かなければ実ができにくくなります。
花の粉がめしべへ十分に付かない、または付いてもうまく働かず、実ができにくい状態です。虫が少ない、空気の暖かさが合わない、雨で花がぬれるなど原因はさまざまです。
花の粉が雌しべへ付きやすくなるよう、人が手助けすることです。花を軽く揺らす、筆などで花の粉を移すといった方法があります。虫が少ない場所や天候が悪い時期でも、実が付きやすくするために行います。
室内や保護された場所で育てた株を、外の環境へ少しずつ慣らすことです。急に強い日差しや冷たい風へ当てると傷みやすいため、数日かけて外に出す時間を長くし、最終的な場所へ移す準備をします。
植物をまっすぐな列にそろえて植える方法です。間隔をそろえやすく、手入れや見回りがしやすくなります。列の本数や列どうしの距離は、植物が成長したときの大きさを考えて決めます。
列にして育てるときの、列と列の間隔です。近すぎると成長した葉どうしが重なり、作業もしにくくなります。野菜の大きさや、途中で人が手を入れる必要があるかを考えて幅を決めます。
植物が主に表面から水分を水蒸気として外へ出す働きです。晴れて風がある日は多くなりやすく、暑い時期には植物が吸う水の量にも影響します。土が十分湿っていても、外へ出る量が多いとしおれることがあります。
砂っぽさと粘りの両方がほどよく混ざった土です。水を保ちながら余分な水も抜けやすく、多くの野菜を育てやすい性質とされます。良い状態を保つには、踏み固めすぎず、適度にほぐして使います。
地面などから水が空気中へ出る働きと、植物から水分が外へ出る働きを合わせて表す言葉です。暑く乾いた日や風の強い日は量が増えやすく、水を与える量や間隔を考える目安として使われます。
水が液体から水蒸気へ変わり、空気中へ出ていくことです。畑では土の表面や水滴などから起こります。日差しや風が強いほど進みやすいため、暑い時期は土の表面が見た目以上に早く乾くことがあります。
手で水を運び、植物へ注ぐための容器です。先端に細かな穴のある部品を付けると、水をやさしく広く与えられます。小さな苗には勢いを弱め、大きな株には土の中まで届く量を意識して使います。
不要な芽を取り除くことです。じゃがいもなどで出す茎の本数を調整したい場合や、株の形を整えたい場合に行われます。植物によって必要な作業が違うため、残す芽の数を確認してから行います。
積もった雪を人や道具で取り除く作業です。通路や施設を安全にするために行いますが、植物の上の雪を急にすべて取ると、強い寒さへ直接さらすことがあります。場所ごとに必要な量を判断します。
育てている植物の邪魔になる草を取り除く作業です。小さいうちに抜く、地表を削るなどの方法があります。草が大きくなると水分や光を奪い合いやすく、作業量も増えるため、早めに対応すると楽です。
人が花の粉をめしべの先端へ移し、実が付きやすいよう手助けする作業です。筆を使ったり、雄側の花を直接触れさせたりします。虫が少ない場所や天候が悪い時期に行うと効果的です。
雨や与えた水のしぶきが、植物を傷める原因を運んで広げることです。土の跳ね返りや葉から葉への水滴移動でも起こります。強い水流や長時間の濡れを避ける工夫が役立ちます。
植物が水分の不足や多すぎる状態によって負担を受けていることです。しおれ、育ちの鈍り、葉の傷みなどさまざまな変化につながります。土が乾きすぎているのか、逆に湿りすぎているのかを見分けることが重要です。
ダイコンなどの内部が白く乾いたように粗くなり、スポンジ状のすき間ができる状態です。適した時期を過ぎること、暑さ、急な成長などで起こりやすく、見た目が正常でも切ると分かる場合があります。
植物の残りや、土を整える目的で育てた草などを土の中へ混ぜ込む作業です。混ぜた直後は分解に時間がかかるため、すぐに次の野菜を植えると影響が出る場合があります。材料と時期に合わせて間を取ります。
土や資材をすくったり、掘ったりするための道具です。日本では大型のものを指す場合と小型のものを指す場合があり、呼び方に地域差があります。作業では刃の形と大きさで使い分けます。
細い溝に沿って一列に並べるようにまく方法です。葉物や根菜などでよく使われ、芽が出たあとに混み具合を見ながら少しずつ本数を減らしやすい方法です。
覆いの下端の一部を開き、内部へ外気を通すことです。晴れて内部が暑くなりやすい日に使います。開ける幅を大きくしすぎると虫や強い風が入りやすくなるため、目的に合わせて調整します。
アーチ状の覆いの下端を少し持ち上げ、外の空気が入りやすくすることです。内部が暑くなりすぎるのを防ぐために行います。風が強い日はめくれすぎないよう注意し、夕方に冷える時期は閉じることもあります。
アーチ状の覆いや網などの端を、土や留め具で動かないよう固定することです。風でめくれるのを防ぎ、虫の侵入を減らしたい場合にも重要です。すき間ができていないか、強風の後などに確認します。
植物が大きくなり、形や機能を発達させていく過程全体を指します。芽が出た後から食べる時期まで、さまざまな段階があります。良し悪しは大きさだけでなく、色や形、伸び方も合わせて判断します。
株の伸びが強く、新しい部分が次々と増えている状態です。一見良好でも、伸びる力が強すぎると花や実が付きにくくなる植物もあります。全体のバランスを見て、水や養分の与え方を調整します。
植物の伸びや大きさ、色、形などが正常に進まず、期待どおりに育っていない状態を広く表す言葉です。水、光、暖かさ、土、養分など原因はさまざまで、複数の条件を順に確認します。
株の大きさや新しい部分の伸びが、しばらくほとんど進まない状態です。寒さ、暑さ、水分の過不足、地下部分の傷みなど原因はさまざまです。まず最近の天候と土の状態を確認します。
植物が比較的よく育つ空気や土の暖かさの範囲です。種類や育つ段階によって適した範囲は変わります。範囲を外れるとすぐ枯れるという意味ではなく、伸びが鈍ったり花付きが変わったりします。
期待される大きさや姿まで育たず、色や形にも問題が出ている状態です。原因は一つとは限らず、水、明るさ、暖かさ、土、養分など複数の条件が関係します。見た目だけで決めつけず、育て方全体を見直します。
不要な枝や茎を減らしたり、残す部分の位置を整えたりして、植物の形を調整する作業です。光や風が届きやすくなり、手入れもしやすくなります。一度に多く取りすぎると株へ負担がかかるため注意します。
花を作り、実やたねを残す方向へ育つ段階です。空気の暖かさや一日の明るい時間、株の大きさなどがきっかけになります。平たい部分や地下部分を食べる植物では、早く移ると味や食感や形が落ちることがあります。
植物や実が、十分に育ってその段階として完成に近づいた状態です。食べごろと必ず同じとは限らず、用途によってはそれより早く取る場合もあります。何を基準にするかは植物ごとに違います。
石灰石を強く加熱して作る、非常に作用の強い石灰系の材料です。水に触れると強く発熱するため、扱いには十分な注意が必要です。初心者が土の調整目的で気軽に使う材料ではありません。
野菜を育てる前に、土の表面のでこぼこや大きなかたまりを整える作業です。石や大きなごみを取り除き、必要な場所へ土を動かします。表面を整えておくと、その後の種をまく作業や植える作業がしやすくなります。
虫が十分に育ち、羽を持つなどその種類らしい最終的な姿になった段階です。移動範囲が広くなり、次の個体を残す行動を始めます。植物を食べる種類と、若い時期だけ食べる種類があります。
株の先端などにある、新しい組織が作られて伸びていく中心部分です。ここが傷むと、その方向への伸びが止まったり形が乱れたりします。虫や寒さの影響を受けやすいため、幼い株では特に大切です。
役立つ生き物の働きを利用して、植物を傷める虫などを抑える方法です。対象となる相手との組み合わせが重要で、薬剤の使い方によっては役立つ生き物まで減らすことがあります。
生き物や、その働きから得られた成分などを利用して、菌などによる不調や植物を傷める虫を抑えるための薬剤です。一般の植物を守る薬剤と同じく、使える作物や方法が決められています。「生物由来だから自由に使える」という意味ではありません。
虫や外から広がる微小な原因ではなく、暑さや寒さ、水分の過不足、養分の偏りなど育つ環境が原因で植物に異常が出ることです。似た見た目でも原因が違うため、発生した場所や天候、育て方を合わせて確認します。
植物を弱らせる問題や虫ではなく、植物自身の調整や環境の影響によって実が途中で落ちることです。実が多すぎる場合や水分、暑さなどの条件で起こります。少量なら自然な調整のこともあります。
毎日の空気の暖かさを一定期間足し合わせた考え方です。暦の日付だけではなく、どのくらい暖かい日が積み重なったかを見るために使います。作物の育つ進み方や食べるために取る時期時期を考える目安になります。
地面に雪が積もっている状態、または積もった雪の積もった量を表します。雪は作業を妨げる一方、地面を強い急に強く冷えることから守る布団のような働きをすることもあります。量と期間が植物へ影響します。
虫が生まれてから育ち、次の個体を残すまでの一回の生活の流れを数えるときに使う言葉です。一年に一回だけ繰り返す種類もあれば、暖かい時期に何回も繰り返す種類もあります。
土の酸性を調整する目的などで使う、石灰を主成分とした資材の総称です。種類によって効く速さや強さが大きく違います。土の数値を確認せずに多量へ入れると、かえって育ちにくくなることがあります。
一つの節から次の節までの間隔です。明るさが足りない、暖かすぎるなどの条件で長くなりすぎることがあります。短すぎても長すぎても株の姿が変わるため、全体のバランスを見る材料になります。
軸の区切りと次の区切りの間が長く伸びることです。明るさ不足や暖かすぎる環境で必要以上に進むと、株がひょろ長く弱くなります。適度な長さなら正常な育ちの一部です。
植物を育てる場所へ肥料を与えることです。植える前に土へ混ぜる場合も、育てている途中で追加する場合も含みます。量が多すぎると株を傷めることがあるため、育てる種類や製品の表示に合わせて加えます。
どの肥料を、いつ、どのくらい与えるかを事前に組み立てることです。植物の種類や土の状態、育てる期間を考えて決めます。思いつきで追加し続けるより、全体量を管理しやすくなります。
一回または一定の面積に対して、どのくらいの肥料を与えるかという量です。多ければよく育つわけではなく、植物の種類や土の状態で適量は変わります。製品表示や栽培資料を目安に計量します。
小さな区画がたくさん並んだ、苗づくり用の容器です。一区画ずつ分かれているため、根が隣の株と絡みにくく、たくさんの苗を省スペースでそろえて育てられます。区画が小さいほど乾きやすい点に注意します。
小さく区切られた容器の一区画ごとに育てられた苗です。根と土が小さくまとまっているため扱いやすく、たくさんの株を一度に準備できます。容器が小さい分、乾きやすく、長く置きすぎないことが大切です。
土の表面に近い部分だけを浅くほぐす作業です。不要な草を小さいうちに抑えたり、表面が固まったときに使われます。深く掘らないため、育っている根を傷つけにくいのが特徴です。
不要な枝や茎を切り、植物の形や大きさを整える作業です。混み合いを減らしたり、新しい枝を出させたりする目的があります。切る量が多すぎると株へ負担がかかるため、目的と時期を決めて行います。
枝や茎を切るための丈夫なはさみです。一般のはさみより太いものを切りやすく作られています。切れ味が落ちると切り口をつぶしやすいため、使用後は汚れを落とし、刃を清潔に保ちます。
取ってから時間があまりたっておらず、みずみずしさや張りが保たれている状態を表す言葉です。時間の経過や暖かい場所で低下しやすく、特に葉を食べる植物では変化が早く現れます。
植物を傷める原因が体内へ入り込んでから、外から分かる異常が現れるまでの期間です。この間は見た目が正常でも内部で変化が進んでいる場合があります。長さは種類や空気の暖かさで変わります。
虫が葉の内部へ入り込み、表面を大きく破らずに中を食べながら進むことです。白っぽい筋や不規則な模様として見えることが多く、外側から虫が見えにくいのが特徴です。
虫が葉の内部を進みながら食べたあとに残る、白っぽい筋や不規則な模様です。線状、蛇行状、面状など形は種類によって違います。新しい跡の先端付近に虫が残っていることがあります。
ある場所で、現在育てている作物より前に育てていた作物のことです。何を育てていたかによって、残る養分や起こりやすい問題が変わります。記録しておくと、次に同じ場所を使うときの判断材料になります。
植える場所の土全体へ、肥料をできるだけ均一に混ぜ込む方法です。根が広がる範囲へ肥料を分散させやすいのが特徴です。入れすぎると広い範囲で効きすぎるため、量を正確に計ります。
地面や植物表面に氷の結晶が付くほど冷えたことで、植物が傷むことです。葉が黒くなる、しおれる、新しい芽が枯れるなどの変化が出ます。被害の程度は植物の種類と冷えた強さで変わります。
栽培方法、資材、生き物、薬剤など複数の手段を組み合わせ、被害を実用上困らない程度まで抑える考え方です。発生状況を見ながら必要な方法を選び、薬剤だけに頼らないことを重視します。
株全体の伸びる勢いや元気さを表す言葉です。新しい部分の伸び、色、軸の太さなどを総合して判断します。強すぎても実が付きにくい場合があり、弱すぎる場合は水や養分、環境を見直します。
畑の通路や果樹の下などに草を残したり育てたりし、地面を裸にしないように手入れする方法です。土の流出や乾きすぎを抑える効果が期待できますが、野菜と水分や養分を奪い合わないよう調整します。
その暖かさで空気が含める最大の水蒸気量に対して、実際にどのくらい含まれているかを割合で表した値です。一般的な空気中の湿り気計が示す「%」はこの値です。暖かさが変わると同じ水分量でも数値が変わります。
草や木を燃やした後に残る灰を利用する資材です。植物の水分調整や丈夫さに関わる成分などを含み、土をアルカリ側へ動かす働きもあります。入れすぎると土の状態が急に変わるため注意します。
主となる軸の横側にできる芽の総称です。成長すると新しい枝や花のまとまりになることがあります。位置や役割は植物によって違うため、不要と決めつけず、その後どの部分へ育つかを確認します。
主となる軸から横へ伸びる枝です。数が増えると株が広がり、花や実を付ける場所も増えます。一方で多すぎると内側が混み合うため、植物の性質に応じて残す数や向きを調整します。
本来より早い時期に食べる部分を取れるよう、暖かい環境を作って育ちを進める方法です。寒い時期に屋根や壁のある設備を使うことがあります。暖めるほど良いわけではなく、光とのバランスも必要です。
中央の太い筋から左右へ枝分かれして伸びる、細い筋です。葉の各所へ水や植物が養分を運ぶ役割があります。変色や傷んだ斑がこの筋に沿って広がることもあり、観察時の目印になります。
植物どうしの間隔を広めにして植える方法です。一株あたりの光や空間を確保しやすく、手入れもしやすくなります。一方で同じ面積に植えられる数は少なくなるため、大きく育つ種類などで使われます。
与えてから比較的早く効き始める肥料です。育ちが弱った時などに使いやすい一方、量が多すぎると急に効きすぎて株を傷めることがあります。少量から使い、製品の表示に従うことが大切です。
中心の太い地下部分から横へ枝分かれして伸びる細い部分です。水や植物が養分を吸う範囲を広げる役割があります。土が固すぎると広がりにくくなるため、周囲に適度なすき間がある状態が望まれます。
株の外側に位置する、比較的古い緑色の部分です。地面に近く、雨や土の跳ね返りを受けやすいため、傷みや変色が出やすい場所でもあります。植物を弱らせる問題や古くなった変化を確認するときによく見ます。
植物が寒い環境にどの程度耐えられるかを表す性質です。強い種類でも、幼い株と十分育った株では耐え方が違うことがあります。冷たい風、土の湿り方、急な急に強く冷えることなどでも結果が変わります。
寒い時期でも比較的傷みにくく、育ちやすい性質を持つものです。どの程度の寒さまで耐えられるかは作物ごとに違うため、地域の気候に合わせて選びます。
植物が暑い環境にどの程度耐えられるかを表す性質です。強い種類でも、極端な暑さや水不足が続けば弱ります。夏に育てる場合は、日中だけでなく夜の暑さや土の乾き方も確認します。
暑い時期でも比較的育ちやすい性質を持つものです。暑さに強い傾向はありますが、極端な熱さや乾きまで完全に防げるわけではありません。
水がその場所にとどまり、なかなか抜けない状態です。低い場所や固い土の上などで起こりやすく、根が弱る原因になります。雨の後に同じ場所へ水が残る場合は、逃げ道や土地の高低を確認します。
以前は効いていた薬剤が効きにくくなった、植物を傷める菌を指す言葉です。同じ働きの薬剤を繰り返すと増えやすくなります。異なる働きのものを適切に使い分け、必要以上の使用を避けます。
地面や植物表面へ氷の結晶が付くほど冷えたときに、どの程度傷まず耐えられるかを表す性質です。葉の厚さや育つ段階で差があり、同じ植物でも若い部分は傷みやすい場合があります。
落ち葉や家畜のふんなどを時間をかけて分解させ、土へ使いやすい状態にした材料です。肥料分だけでなく、土のやわらかさや水の動きを整える目的でも使われます。十分に分解したものを使うのが基本です。
落ち葉や家畜のふん、刈った草などを、目に見えないほど小さな生き物の働きで分解させ、土へ使いやすい状態に変えることです。空気、水分、暖かさの条件を整えると進みやすくなります。生の材料をそのまま入れるのとは違います。
特定の植物の不調に対して、起こりにくい、または起きても傷みが軽くなりやすい性質です。強さには差があり、対策が不要になるわけではありません。種苗を選ぶときの目安になります。
特定の原因による傷みが出にくい、または悪化しにくい性質を持つものです。まったく問題が起きないという意味ではないため、蒸れや水分など日ごろの世話も必要です。
夏の強い日差しを利用し、湿らせた土を透明なシートなどで覆って高い暖かさにし、土の中に残る一部の菌などや不要な草の種を減らす方法です。十分な暑さと期間が必要で、寒い時期には効果が出にくくなります。
まわりの地面より高く土を盛って作る栽培場所です。雨が多い時期や、水が抜けにくい土地で使うと、根のまわりに水がたまりにくくなります。ただし土が乾くのも早くなるため、乾きやすい時期は注意が必要です。
基準となる位置から上方向へどのくらいあるかを表す値です。畝や棒状の支え、植物などを測るときに使います。どこを基準にするかで数値が変わるため、測定位置をそろえることが大切です。
別の株から来た花の粉が、めしべの先端へ付くことです。異なる株どうしで粉が移ることで実を作る植物に見られます。虫や風が運ぶことが多く、同じ種類の株を複数育てると成功しやすい場合があります。
別の個体から来た花の粉を使って次の次にできる個体を作る性質や方法を指します。遺伝的な違いが生まれやすく、同じ種類でも子の性質がそろわないことがあります。たねを自分で残す場合は特徴を理解しておきます。
幼い株などが地際付近から弱り、立ったまましおれたり倒れたりして枯れる状態です。土が過度に湿っていると起こりやすいことがあります。発生した株を取り除き、周囲の湿り方も見直します。
植物を増やすために使う、実の中などにできる小さな粒です。袋入りのものを購入して使うことが多く、古くなったものや保管状態が悪いものは、芽が出にくくなることがあります。
芽を出させて新しい株を育てるために使う芋です。食べるための芋ではなく、栽培用として状態の良いものを使います。種類によっては切り分けて使いますが、切り口を乾かしてから植えるなどの準備が必要です。
市販の粒が入っている袋です。名前だけでなく、まく時期、育てる間隔、食べごろまでの目安、入っている量、使用期限など大切な情報が書かれているので、作業前に確認します。
育てたい植物の小さな粒を、畑や容器の中へ置いて育て始める作業です。置く位置や間隔、水分の保ち方は作物ごとに違うため、袋に書かれた目安を確認して行います。
虫が次の個体を残すために産み付ける初期の段階です。一つずつ付くものや、まとまって並ぶものがあります。葉の裏や軸の近くなど見つけにくい場所に付くことが多いため、形や並び方も観察します。
花の粉がめしべへ付かなくても、実が大きく育つ性質です。キュウリなど一部の植物で見られます。環境や種類によって起こりやすさが違い、必ずすべての実が同じように育つわけではありません。
一日の明るい時間が短い状態です。夏の終わりから秋にかけてこの状態へ向かいます。植物によっては花を作るきっかけになりますが、単に曇りの日が続くことを指す言葉ではありません。
一つの主要な働きを持つ成分を中心に含む肥料です。特定の不足を補いたい時や、配合を自分で調整したい時に使われます。家庭では量の調整が難しいこともあるため、必要性を確認して少量から扱います。
土の細かな粒がばらばらで、小さなかたまりをあまり作っていない状態です。粒の大きさによっては水や空気の動きが偏りやすくなります。土の状態を見るときは、握ったときのまとまり方も参考になります。
二つの植物をつなぎ合わせるとき、地面側となって根を担当する植物です。土の中で起こる株を弱らせる問題への強さや、暑さ・寒さへの強さなどを期待して選ばれます。上側に使う植物とは役割が異なります。
虫が成長するときに、古くなった外側の皮を脱いで一回り大きくなることです。何度か繰り返して大きくなる種類が多く、抜け殻が葉や地面に残ることがあります。近くに虫がいる手がかりになります。
根の一部を意図的に切ることです。移す作業の途中で自然に切れる場合もあります。切りすぎると水を吸う力が一時的に落ちるため、目的がはっきりしていない場合はむやみに行わず、できるだけ傷を少なくします。
細かな土の粒が小さなかたまりを作り、適度なすき間を持つ状態へ変わっていくことです。植物由来の材料や土の中の生き物の働きなどが関わります。急に作るのではなく、長い目で状態を整えます。
細かな土の粒が小さなかたまりを作り、その間にすき間がある状態です。水を保つ部分と余分な水を逃がす部分ができやすく、根へ空気も届きやすくなります。野菜を育てやすい土の目安の一つです。
地面や土の中の暖かさです。種が芽を出す時期や、根が動き始める時期に大きく関わります。寒冷地では空気が暖かくても土がまだ冷たいことがあるため、植える時期を判断する重要な目安です。
土の中の暖かさを測るための暖かさを測る器具です。種をまく時期や植える時期を判断する参考になります。測る位置や差し込む上下方向の長さを毎回そろえると、日ごとの変化を比較しやすくなります。
地面の下を横や斜めに伸びる茎です。地上の茎と同じように節があり、そこから新しい芽や根を出します。見た目は根に似ることがありますが、植物が広がったり冬を越したりするために使われます。
大きさや熟し具合を見ながら、適したものから順番に少しずつ取っていく方法です。トマトやキュウリなど、長い期間次々に食べる部分ができる植物でよく行われます。見回りの頻度が重要です。
与えてすぐには効きにくく、時間をかけて少しずつ働く肥料です。土の中で変化してから植物が利用できるものなどがあります。早い効果を求める場面には向かないため、使う時期を考えて加えます。
植物の葉や茎を育てるうえで特に重要な成分です。不足すると葉の色が薄くなりやすく、多すぎると葉ばかり茂って軟らかく育つことがあります。必要量は植物や時期によって異なります。
植物が体を大きくするために多く使う成分が足りず、古い部分から色が薄くなり、株全体の伸びが鈍くなる状態です。急に多量を与えず、土や株の状態を見ながら不足の原因を確かめます。
葉の先端やふち、特に内側の若い部分が茶色く枯れる状態を指す言葉です。急に大きく育つ時期などに必要な成分が先端まで届きにくいと起こることがあり、水分を安定させることが大切です。
隣り合う列の位置を少しずらし、上から見ると交互になるように植える方法です。同じ広さでも植物どうしの距離を取りやすく、葉が重なりにくくなります。位置をそろえるため、最初に目印を付けると作業しやすくなります。
実やその他の部分が、熟すにつれて本来の色へ変わることです。トマトなら緑から赤へ進むなど、植物ごとに特徴があります。暖かさや日光の条件で進み方が変わることがあります。
花の後に小さな実が残り、育ち始めることです。花が咲いても必ず実になるわけではなく、天候や株の状態によって落ちる場合があります。実がふくらみ始めれば、うまく進んだ目安になります。
株に花が付くこと、または花が付いている状態です。花の数や位置は、その後の実付きに関わります。株が弱い、環境が極端などの場合は花が少なくなったり、付いても落ちたりすることがあります。
実を多く付けることで、株が大きなエネルギーを使い、伸びや新しい花が弱くなる状態を表します。若い株や弱った株では影響が出やすいため、実の数を減らすことで回復を助ける場合があります。
花が咲いても実がうまく残らない状態です。花の粉の問題だけでなく、暑さ、寒さ、水分、株の勢いなど複数の条件が関係します。花が多く落ちる時期は環境全体を見直します。
育てている途中に、植物の周囲の土の表面を浅くほぐす作業です。雨の後などに表面が固くなったときに行うと、水や空気が入りやすくなります。根を傷つけないよう、茎のすぐ近くは深く掘りません。
一日の明るい時間の長さに、花を作る時期があまり左右されない性質です。長い日や短い日を強く必要としない植物に使われます。ただし暖かさや株の大きさなど、別の条件の影響は受けます。
酸性にもアルカリ性にも大きく偏っていない状態を指します。数字では中央付近の範囲です。野菜によっては少し酸性寄りを好むため、中性だから必ず最適とは限りません。育てるものに合った範囲を確認します。
めしべのいちばん先端にあり、花の粉を受け取る部分です。表面がやや粘り、粉が付きやすくなっています。実を作るための最初の受け口になるため、花が開いている時期の状態が重要です。
虫が植物から植物へ移動する際に、植物を傷める原因を運ぶことです。汁を吸う虫が非常に小さな原因物質を運ぶ例などがあります。運ぶ虫を早めに減らすことも重要になります。
虫が食べたあとに出す排せつ物です。黒や茶色の小さな粒、粉状のものなど形はさまざまです。虫そのものが見えなくても、葉や地面に新しいものが落ちていれば近くにいる手がかりになります。
生まれて間もない段階を過ぎ、まだ十分な大きさになる前の途中段階の虫です。食べる量が増えて傷みが目立ち始めることがあります。小さいうちより見つけやすい一方、動く範囲も広がります。
株のいちばん先端にある芽で、主に上方向へ伸びるための中心になります。ここを残すか取り除くかで、その後の形が変わります。傷つくと伸び方が変わるため、作業時は必要以上に触らないようにします。
一日の明るい時間が長い状態です。春から初夏にかけてこの状態になりやすく、植物によっては花を作るきっかけになります。単に日差しが強いという意味ではなく、明るい時間の長さを表します。
棒状の支えを地面へほぼ垂直に立てて植物を支える方法です。トマトなど、一株ごとに茎を上へ伸ばしたい場合に使われます。風で傾かないよう十分に差し込み、植物の成長に合わせて結ぶ位置を変えます。
食べる部分をすぐに使わず、一定期間置いておくことです。涼しい場所、乾いた場所、暗い場所など適する条件は植物で違います。条件が合わないと腐りやしおれが進むため、種類に合わせて置き場所を選びます。
円の中心を通って、端から反対側の端まで測った長さです。丸い鉢や穴、棒状の支えなどの大きさを表すときに使われます。外側の直径か内側の直径かで意味が違うことがあります。
太い中心部分が地中へまっすぐ伸びる形です。ダイコンやニンジンなどで見られ、途中で傷つくと枝分かれや変形につながることがあります。深く柔らかな土を用意すると伸びやすくなります。
その土地が植物を育てる力をどの程度持っているかを総合的に表す言葉です。養分だけでなく、水分の保ち方、空気の通り、土の中の生き物の働きなども関係します。短期間の肥料だけで決まるものではありません。
まいた後や植えた後に、表面を手や板などで軽く押さえる作業です。中に大きなすき間ができにくくなり、水分が伝わりやすくなります。強く押し固めすぎないことが大切です。
株から取った後も、時間を置いて実の色や香り、柔らかさなどを進めることです。トマトやカボチャなど一部の植物で行われます。すべての植物で味や食感や状態が良くなるわけではありません。
育てている途中で、足りなくなってきた力を補うために追加で与える肥料です。株の大きさや葉の色などを見ながら行います。一度に多く与えるより、必要な時に適量を加える方が安全です。
育てている途中で追加の肥料を与えるタイミングです。決まった日だけでなく、植物の大きさや葉の色、花や実の付き方などを見て判断します。早すぎても遅すぎても効果が出にくいことがあります。
土の中へ空気が入りやすい性質です。空気が入りにくいと、根が息苦しい状態になりやすくなります。土を強く踏み固めないことや、水が長時間たまらないようにすることが大切です。
人が歩いたり道具を運んだりするために空ける場所の広さです。狭すぎると葉や実に触れやすく、作業もしにくくなります。使う道具や、かがんで作業する余裕も考えて、無理なく通れる広さにします。
二つの植物の切り口を合わせ、つながった一株として育てる方法です。地面側には丈夫さを重視した植物、上側には実や葉を利用したい種類を使うことがあります。家庭では、すでにつながれた状態の苗を利用するのが一般的です。
二つの植物をつなぎ合わせて一株にした苗です。地面に近い側には菌などによる不調や暑さに強い植物を使い、上側には実や葉を利用したい種類を使います。つなぎ目を土の中へ埋めないように扱うのが基本です。
鉢や容器の古い土を取り出し、新しい土へ入れ替える作業です。長く同じ土を使って状態が悪くなったときなどに行います。根を必要以上に傷つけず、適した時期を選びます。
野菜を育てる前に、土の状態を整えて植物が育ちやすい環境にする作業全体を指します。固すぎる場所をほぐしたり、必要な材料を加えたりして、水や空気が極端に不足しない状態を目指します。
土を押したり掘ったりしたときの硬さを表します。硬すぎると根が伸びにくく、水もしみ込みにくくなります。表面だけでなく、少し深い位置に急に固い場所がないかを見ることが大切です。
一度植物を育てた土を、状態を確認し必要な手入れをしてもう一度使うことです。根やごみを取り除き、必要に応じて新しい材料を補います。植物の異常や虫が強く出た土は再利用を避ける判断も必要です。
踏まれたり雨で押されたりして、土の粒どうしが密になった状態です。強く締まると水や空気が通りにくくなり、根も伸びにくくなります。ぬれた土を何度も踏まないことが、強い締まりを防ぐ助けになります。
植物のまわりへ土を寄せ、茎の下部を支えたり、地表近くの根を守ったりする作業です。倒れやすくなった株を安定させるときにも行います。茎を必要以上に深く埋めないよう、植物ごとの方法に合わせます。
実や葉など必要な部分だけを、手やはさみで選んで取る方法です。株をそのまま残すため、その後も新しい部分を利用できる植物に向きます。取り口を傷めないよう丁寧に作業します。
地面近くへ垂れたり下がったりしたつるを持ち上げ、棒状の支えや網へ戻す作業です。葉や実が土へ触れるのを減らし、作業もしやすくなります。茎を強く引っ張らず、折れないようやさしく扱います。
長く伸びたつるを下方向へずらし、上部に新しく伸びるための空間を作る作業です。施設内で長期間育てるトマトなどで使われます。茎を急に曲げたり折ったりしないよう、少しずつ位置を変えます。
地面をはうつるを持ち上げたり向きを変えたりし、途中から出た根が土へ付くのを抑える作業です。サツマイモなどで行われることがあります。現在は必ず必要とは限らないため、目的を理解して行います。
つるの一部を切り取って、畑などへ移して育てることに使う苗です。サツマイモなどで使われます。節のある部分を土へ入れると、そこから根が伸びます。水分不足すると傷みやすいため、入手後は長く放置せず扱います。
つるや葉ばかりが勢いよく育ち、花や実が付きにくくなる状態です。葉や茎の成長を強く促す成分を与えすぎた時に起こることがあります。葉の勢いだけを見て追加の肥料を重ねないことが大切です。
土を少しだけ盛り上げて作る、低めの栽培場所です。乾きやすい土地で水分を保ちやすくしたいときなどに使われます。雨が続いたときに水がたまりやすい土地では、根のまわりが湿りすぎないか確認が必要です。
空気や土が、植物にとってかなり冷たい状態を表す言葉です。続くと伸びが鈍る、色が変わる、花が落ちるなどの影響が出ることがあります。植物ごとに耐えられる程度が違います。
一年の中で、冷たい日が続きやすい時期です。植物の伸びがゆっくりになり、水を使う量も少なくなることがあります。夏と同じ感覚で水を与えると湿りすぎる場合があるため注意します。
植物が耐えられる範囲より冷たい状態に長く置かれ、正常に育てなくなることです。葉の色が悪くなる、伸びが止まる、花や実に異常が出るなどの変化があります。必ずしも凍るほど冷える必要はありません。
育てる材料を、目的に応じて一定時間冷たい環境に置くことです。花をつける時期をそろえたり、動き始めるきっかけを与えたりするために行われます。
植物が強い寒さや冷たい状態にさらされ、見た目に大きな傷がなくても負担を受けている状態です。伸びが止まる、色が変わる、花付きが悪くなるなどの変化につながることがあります。
植物が一定の寒さにさらされることです。寒さの強さや続く時間によって、その後の成長や花をつける時期に影響する場合があります。
成長の次の段階へ進むために、一定の寒さをどれくらい必要とするかを表す考え方です。必要な寒さの強さや長さは植物によって異なります。
植物が特定の不調や虫の影響を受けにくく、受けても広がりを抑えやすい性質です。完全に無傷になるという意味ではありません。相手の種類や環境によって強さが変わることがあります。
小さな容器などで育ててきた苗を、これから最後まで育てる畑や大きな容器へ移すことです。苗の大きさだけでなく、外の寒さや暑さ、土の状態も見て時期を決めます。移した直後は根が落ち着くまで丁寧に扱います。
育てた苗を最終的な場所へ移すためにあける穴です。苗の根とその周りの土が無理なく入る大きさにし、植えた後の表面が周囲と極端にずれないようにします。底が固ければ軽くほぐしておきます。
育ててきた苗を、最後まで育てる場所へ移すのに向く期間です。苗の大きさだけでなく、外の寒さや霜の心配が少ないかも確認します。寒冷地では数日の違いがその後の育ちへ影響することがあります。
育てた苗を、最終的に育てる畑や大きな鉢へ移すのに向く時期です。株の大きさだけでなく、外の寒さや暑さも判断材料になります。寒冷地では遅い霜の心配が残っていないかも確認して決めます。
地面からの上下方向の長さを低く抑えたアーチ状の覆いです。苗や小さな野菜を寒さ、風、虫などから守る目的で使います。内部が狭いため、晴れた日は熱がこもりやすく、植物が大きくなったら外す必要があります。
容器の下側から水を吸わせる方法です。下に置く浅い器などに水を入れ、底の穴から土へ吸わせます。上から強く水をかけずに済むため、小さな種や幼い株を動かしにくいのが利点ですが、長時間水へ浸けっぱなしにしないようにします。
植物が比較的無理なく育ちやすい暖かさの範囲です。種類や育つ段階によって異なり、同じ植物でも芽が出る時期と実が育つ時期で違うことがあります。範囲を外れたらすぐ枯れるという意味ではありません。
付きすぎた実の一部を小さいうちに取り除く作業です。残した実を大きく育てたり、株への負担を減らしたりする目的で行います。どの程度残すかは植物や株の勢いによって違うため、状態を見て調整します。
咲いている花の一部を意図的に取り除く作業です。株がまだ小さい時期に実を付けさせたくない場合や、付く数を調整したい場合などに行います。必要のない植物も多いため、目的を確認してから行います。
不要な芽を選んで取り除く作業の総称です。株の形を整えたり、残した部分へ力を集中させたりする目的があります。どの芽を残すかでその後の形が変わるため、植物ごとの育て方を確認して行います。
伸びている茎の先端を取り除き、それ以上上へ伸びるのを抑える作業です。横から出る枝を育てたいときや、株の大きさを調整したいときに行います。時期や切る位置は植物によって異なります。
植物が無理なく育つために、周囲とどのくらい距離をあけるとよいかという目安です。狭すぎると葉が重なりやすく、広すぎると場所を余らせます。育てる種類と最終的な大きさを基準に決めます。
房の形で付く花や実のまとまりを、まとまりごと取り除く作業です。付きすぎたときに株への負担を減らしたり、残した房へ力を回したりするために行います。残す数は植物の種類と株の状態を見て決めます。
不要になった葉や、混み合いの原因になる葉を選んで取り除く作業です。光や風が入りやすくなり、作業もしやすくなります。ただし葉は育つために重要なので、一度に大量に取らないようにします。
その薬剤を使用してよいと認められている作物のことです。似た野菜でも別扱いになる場合があるため、自己判断で広げて使ってはいけません。製品ラベルや公的な登録情報で確認します。
まだ開いていないつぼみの一部を取り除く作業です。若い株に早く実を付けさせたくないときや、花の数を調整したいときなどに行います。必要性は植物によって違うため、むやみに全部取らないようにします。
ある作業を行うのに、条件が最も合いやすい時期のことです。たねをまく、苗を移す、食べる部分を取るなど、作業ごとに異なります。暦だけで決めず、その年の天候や植物の状態も合わせて判断します。
植物が葉の緑色を作る働きに関わる成分です。土にあっても、土の状態によって利用しにくくなることがあります。不足すると新しい葉が黄白く見える場合がありますが、原因を確認してから対処します。
新しく伸びた部分で緑色が薄くなり、細い筋を残して周囲が黄白色になりやすい状態です。土がアルカリ性へ強く傾くと、成分があっても植物が利用しにくくなることがあります。
一定の位置ごとに一株ずつ、または数本ずつまとめて植える方法です。植える場所がはっきりするため、株どうしの距離をそろえやすくなります。あらかじめ目印を付けておくと、配置が乱れにくくなります。
地表近くの土と、その下の土を大きく入れ替えるように掘り返す作業です。寒い時期に行い、固い部分をほぐしたり、土の中の状態を変えたりする目的があります。毎年必ず行う作業ではありません。
植物を傷める虫を食べたり、その体を利用して増えたりする生き物です。テントウムシや小さなハチの仲間などが知られています。薬剤を広く使うと、役立つ生き物まで減ることがあるため注意します。
細い管などから水を少量ずつ落とし、植物の近くへゆっくり与える方法です。広い範囲をぬらさず、必要な場所へ水を届けやすいのが特徴です。穴の詰まりや水量のばらつきがないか、ときどき確認します。
植物を傷める虫を食べたり、その体を利用して増えたりする生き物の力を借りて、被害を抑える方法です。すべての虫を減らすのではなく、自然の関係を利用します。薬剤の使い方によっては役立つ生き物も減るため、組み合わせに注意します。
決めた場所ごとに数粒ずつまとめて置く方法です。あとで元気なものを残して本数を減らしやすく、株どうしの間隔をそろえやすいのが特徴です。
新しくできた平たい部分が開き、広がっていくことです。株の育ちが進んでいる目安になります。寒さや水分不足で進みが遅くなることがあるため、新しい部分が動いているかを観察します。
植物を傷める原因が、一つの株や場所から別の株や場所へ移って広がることです。風、水、虫、道具、人の手などさまざまな経路があります。経路を知ると広がりを抑えやすくなります。
植物を傷める原因が周囲へ広がっていく元になるものです。傷んだ株や残った植物片などが該当することがあります。取り除けるものは早めに片付けると、周囲へ広がる量を減らせます。
地域で昔から育て継がれてきた、歴史や食文化と結びつきの深い野菜です。自治体などが独自の基準で認定している場合もあり、地域によって呼び方や条件が異なります。
植物の組織やその周囲の水分が凍ることで起こる傷みです。細胞が壊れ、葉や茎が水っぽくなった後に黒く枯れることがあります。強い急に強く冷えることほど起こりやすく、寒さへの強さは植物ごとに違います。
水分が冷えて氷になることです。畑では土や植物の組織、水を与える設備設備などで起こります。凍った状態で無理に触ると植物が傷みやすいため、自然に解けてから状態を確認します。
実やたねの内部が充実し、食べたり保管したりできる状態へ近づいていく過程です。豆類や穀類などでよく使われます。見た目の色だけでなく、中身の充実が進んでいるかが重要です。
水が土の中を通って下へ移動しやすい性質です。極端に低いと表面や内部へ水がたまり、極端に高いとすぐ乾きます。水を与えた後や雨の後に、どのくらいの速さでしみ込むかを見ると判断しやすくなります。
凍るほどの強い急に強く冷えることや、地面・植物表面へ氷の結晶が付く現象によって起きる傷みをまとめた言葉です。春や秋の栽培時期に起きると、新芽や花、幼い株へ大きな影響が出ることがあります。
葉を食べる植物などで、中央の軸が急に伸びて花を付ける方向へ変わることです。食感や味が落ちることがあるため、起こりやすい時期や寒さへの当たり方を知ることが大切です。
地面の水分が凍り、土が硬くなった状態です。表面だけの場合も、深くまで凍る場合もあります。無理に掘ると道具や植物を傷めやすいため、自然にやわらかくなるまで待つのが基本です。
液体中に溶けている糖などの量を、甘さの目安として数字で表したものです。果実や野菜の汁を測定器で調べます。数値が高いほど必ずおいしいとは限らず、酸味や香りとのバランスも関係します。
透明なフィルムで畑の地面を覆う資材です。日光が通りやすく、土を早く暖めたい時期に向きます。一方で光も通るため、下で不要な草が伸びることがあります。春先など、地面の暖まりを優先したい場面で使われます。
国の審査を受け、使える作物、量、時期などが決められている、作物を守るための薬剤です。ラベルに書かれた条件の範囲で使う必要があります。登録内容は変わることがあるため、使用前に最新情報を確認します。
地域で一般的に行われる方法と比べて、化学的に合成された植物を守る薬剤を使う回数と、化学肥料に由来する特定成分の量を一定以上減らして作られた農産物を示す仕組みです。表示には国のガイドラインに沿った条件があります。
茎が必要以上に細く長く伸び、弱々しい姿になる状態です。光が足りない、暖かすぎる、水分が多すぎるなどが重なると起こりやすくなります。明るさと暖かさを見直し、過度に湿らせ続けないことが大切です。
食べるのに向いた時期を過ぎても、そのまま株に残してしまうことです。かたくなる、筋っぽくなる、実が割れるなどの変化が起こる場合があります。こまめに大きさや色を確認すると防ぎやすくなります。
畑の列に沿って弓状の支えを立て、その上からフィルムや布、網などをかける覆い方です。寒さ、雨、虫などから植物を守る目的で使います。中が暑くなりすぎることがあるため、天候に応じて開け閉めします。
低いアーチ状の骨組みにシートや布をかぶせ、その内側で作物を育てる方法です。春先や秋の寒さをやわらげるのに役立ちます。晴れた日中は内部が暑くなりすぎることがあるため、天候に合わせて開閉します。
アーチ状の覆いを作るため、畑へ曲げて差し込む棒状の資材です。樹脂製や金属製などがあり、長さや太さもさまざまです。幅や上下方向の長さに合うものを選び、風で抜けないよう十分に差し込みます。
豚のふんを主な原料として分解させた材料です。牛由来のものより肥料分が高い製品もあります。土へ多く入れすぎると成分が偏ることがあるため、土を整える材料としても量を守って使います。
植物が体内の働きを保つためにごく少量必要な成分です。不足することもありますが、多すぎると植物へ害になることがあります。家庭では単独で補うより、土や肥料全体の状態を確認します。
植物を育てる地面の土を、性質や中に含まれるものまで含めて表す言葉です。見た目が同じでも、水の抜け方や養分の保ち方が違います。野菜づくりでは、その特徴を知って手入れを変えることが大切です。
育てにくい土の性質を、より扱いやすい状態へ近づけることです。水が抜けにくい、乾きすぎる、固すぎるなどの問題に合わせて方法を選びます。原因を見ずに材料だけ大量に入れるのは避けます。
土の水分の保ち方、空気の通り、やわらかさなどを整えるために加える材料です。種類によって働きが違うため、何を改善したいかを決めてから選びます。多く入れれば良いわけではなく、製品表示を守ります。
土の中に残る菌などによる不調の原因や、植物を傷める虫、不要な草の種などを減らすために行う処理の総称です。薬剤や熱など複数の方法があります。目的や対象によって方法が違うため、自己流で強い処理をせず適切な方法を選びます。
土の状態を測定や観察によって調べ、どのような手入れが必要か判断することです。酸性の程度や、肥料に由来する成分の多さなどを確認します。感覚だけで材料を追加するより、過不足を避けやすくなります。
土の中にどのくらい水が含まれているかを表します。多すぎても少なすぎても植物は育ちにくくなります。表面だけが乾いていても中は湿っていることがあるため、指や棒などで少し深い部分まで確認します。
植物を傷める原因が土の中に残り、そこから株へ入り込んで広がることです。同じ場所で繰り返し起こる場合に疑われます。土の入れ替えや、育てる種類を変えるなど地上部以外の対策も必要です。
土の中で暮らす、肉眼では見えにくい非常に小さな生き物の総称です。植物や生き物の残りを分解するものなど、さまざまな種類がいます。すべてが植物に良いわけではありませんが、土の循環に深く関わります。
土が酸性寄りかアルカリ性寄りかを数字で表したものです。多くの野菜には育ちやすい範囲があり、範囲から大きく外れると養分を取り込みにくくなることがあります。測定してから必要な調整を行います。
土を採取して、酸性の程度や含まれる養分などを詳しく調べることです。簡易な測定より多くの項目を確認でき、肥料の量や土の手入れを考える材料になります。採取する場所や方法でも結果が変わります。
土に含まれる砂・細かな粒・粘りの強い粒の割合から、その土の性質を分ける考え方です。さらさらして乾きやすいか、重く水をためやすいかなどを知る目安になり、育て方や手入れを考える助けになります。
生活の一部または多くを土の中で過ごし、地下部分や地面近くを傷める虫です。外から見つけにくく、株が急に弱ってから気付くことがあります。周囲の土を少し掘って確認することがあります。
容器や畝で実際に使える土の量を表します。多いほど水分や養分の変化がゆるやかになり、地下部分も広がりやすくなります。大きく育つ植物ほど十分な土量が必要です。
雨や水を与えたときに、地面の土が跳ね上がって葉や茎、実へ付くことです。見た目が汚れるだけでなく、土にいる植物を弱らせる原因が付着するきっかけになる場合があります。地面を覆うことで減らせます。
雨や水を与えたときに土が植物へ跳ね上がるのを減らす工夫です。地面へフィルムやわらなどを敷いたり、水を勢いよく当てないようにしたりします。葉や実を清潔に保ちやすくする目的があります。
芽が出た直後から幼い時期に、茎の茎のいちばん下付近が細くなったり倒れたりして枯れる見た目の変化です。土がいつも湿りすぎている、風が通らないなどの条件で起こりやすくなります。清潔な土と適度な水分を心がけます。
まいた種から芽が出て、幼い株が地上にそろって見えるようになった状態を指す言葉です。「苗立ちが良い」は、出てくる数や育ち方が比較的そろっている意味で使われます。初期の管理状態を判断する目安になります。
親となる株などから、次に植えるための苗を切り取ったり分けたりする作業です。イチゴやサツマイモなどで使われます。株を弱らせる問題や傷みの少ない部分を選び、植えるまで乾かしすぎないようにします。
幼い株をまとめて育てる場所のことです。畑の一角や箱などを使い、最初から広い場所へ植えるより管理しやすくします。強い雨や乾きすぎを避け、株が扱いやすい大きさになったら別の場所へ移します。
保護された環境で育てた苗を、外の寒さや風、日差しに耐えやすい状態へ少しずつ慣らすことです。急に外へ出すのではなく、数日かけて環境を変えます。寒冷地では移す前の準備として特に大切です。
苗の茎が細く長く伸び、倒れやすく弱々しい姿になることです。光が足りない、暖かすぎる、水分を多く与えすぎるなどで起こりやすくなります。明るさと置き場所を見直し、過度に湿らせないようにします。
「苗づくりがうまくいけば、その後の栽培の半分は成功したようなもの」という意味の言葉です。幼い時期の状態が、その後の育ちや食べる部分を取ることに大きく影響するため、丈夫で扱いやすい苗を準備する大切さを表しています。
同じ野菜の仲間の中で、食べごろまでの早さが中くらいのタイプを表します。早く取れるものと時間をかけて育つものの中間にあたります。
雨の日が何日も続く状態です。土が乾きにくく、根へ空気が届きにくくなるほか、植物を弱らせる問題が広がりやすくなることがあります。雨が止んでも土が湿っていれば水を追加しません。
夏にたねをまいて育て始めることです。秋に育つ野菜などで行われます。暑さや乾きで芽が出にくくなることがあるため、強い日差しを避ける時間帯や水分の保ち方を工夫します。
主に暖かい季節に育ち、夏に食べる部分を取ることが多い野菜をまとめた呼び方です。トマト、キュウリ、ナスなどが代表例です。寒さに弱いものが多く、春の寒さが落ち着いてから育て始めます。
植物の組織が水っぽく柔らかくなり、崩れるように腐る状態です。高い湿り気や傷口が関係することがあり、悪臭を伴う場合もあります。触った道具や手で別の株へ広げないよう注意します。
一つの場所で、一年のうちに同じ種類の作物を二回育てる方法です。暖かい期間が長い地域や、育ちの早い作物で行いやすくなります。寒冷地では育てられる期間が短いため、日程に十分な余裕が必要です。
一つの栽培部分に、二本の列を作って植える方法です。横幅を使いながら株数を確保しやすくなります。二本の列が近すぎると葉が重なりやすいため、植物が大きくなったときの広がりを考えて配置します。
一日の中で最も暖かいときと最も冷たいときの差です。晴れて乾いた日は大きくなりやすく、曇りや雨の日は小さくなる傾向があります。寒冷地では昼が暖かくても朝に強く冷えることがあるため重要です。
生まれた日や芽が出た日など、基準の日から何日目かを表す言葉です。苗や幼い植物の成長段階を比較するときに使われます。同じ日齢でも環境によって大きさが違うことがあります。
太陽から地面や植物へ届く光や熱のエネルギーを表します。同じ晴れの日でも季節や時間帯で強さが変わります。強すぎると葉や実が傷むことがあり、弱すぎると育ちが鈍ることがあります。
太陽が雲などに遮られず、実際に日が照っていた時間です。長さが不足すると植物の伸びが弱くなったり、実が付きにくくなったりします。日の出から日の入りまでの長さとは別のものです。
晴れて太陽が照る時間が少ない状態です。曇りや雨が続く時期に起こりやすく、植物が細く伸びたり、花や実が付きにくくなったりします。無理に水や養分を増やしても改善しない場合があります。
何日たったか、または何日必要かを表す数です。種をまいてから芽が出るまで、植えてから食べごろの部分を取るまでなど、栽培の目安に使われます。天候で前後するため、数字だけでなく植物の状態も見ます。
日の出から日の入りまでの、明るい時間の長さを指します。季節によって変化し、花を作る時期や茎が伸び始める時期のきっかけになる植物があります。実際に晴れていた時間とは別の考え方です。
一つの場所で、一年のうちに異なる種類の作物を順番に二回育てる方法です。前半と後半で季節に合うものを組み合わせます。それぞれの作業時期が重ならず、次の作物を始める時間が確保できるかが大切です。
土が多くの水を含み、踏むと沈んだり泥状になったりしている状態です。この状態で歩いたり耕したりすると土が強く締まりやすくなります。乾くまで無理に作業せず、水が集まる原因も確認します。
株全体を土から引き抜いて取る方法です。根菜や一部の葉物などで行われます。土が硬いと途中で切れることがあるため、必要なら周囲を少しゆるめてから抜きます。
地中へ伸び、水や植物が養分を吸収し、株を支える部分です。種類によって太く一本伸びるものや細かく広がるものがあります。傷みや酸素不足が起きると地上部にも影響するため、土の状態が重要です。
根が白く健全な状態を保てず、茶色くなる、切れる、伸びなくなるなど弱った状態です。水分過多、乾きすぎ、強い肥料分、暑さや寒さなどが原因になり、地上部のしおれにもつながります。
地上の部分を切った後などに、根と茎の付け根付近がまとまって残った部分です。多年生の植物では再び芽が出ることがあります。片付ける場合は、土の中に大きく残っていないか確認します。
伸びすぎた根の一部を切る作業です。容器の中で込み合った根を整理するときなどに行われます。切った直後は水を吸う力が弱くなりやすいため、必要以上に切らず、株の状態を見ながら慎重に行います。
根が傷んで茶色や黒っぽくなり、水や養分を吸いにくくなる状態です。土が長くぬれ続け、空気が不足する環境で起こりやすくなります。水を与える回数だけでなく、水が抜ける環境も見直します。
網状の資材へ茎やつるを沿わせ、広がる方向を整える方法です。キュウリや豆類など、つかまりながら伸びる植物で使われます。網がたるまないよう固定し、混み合った部分は無理に絡ませないようにします。
強い暑さや熱によって植物の組織が傷むことです。葉や実の表面が焼けたように変色する、柔らかくなるなどの変化が出ます。特にフィルムや壁の近くなど、局所的に熱がこもる場所で注意します。
容器の中いっぱいに根が回り、伸びる余裕が少なくなった状態です。水を与えても乾くのが極端に早い、底の穴から根が多く出るなどが目安です。そのまま長く置かず、より広い場所へ移す必要があります。
鉢から株を抜いたとき、根とその周囲の土がひとかたまりになった部分です。形を大きく崩さずに移すと株への負担を減らせます。根が外側をびっしり覆っている場合は、長く同じ容器に置かれていた可能性があります。
地中にどれだけ広く、しっかり地下部分が伸びているかを表す言い方です。良い状態なら株が安定し、水や植物が養分も吸いやすくなります。地上部だけでなく、容器の底や株のぐらつきから推測できます。
根が始まるあたりや、植物のいちばん下側を表す言葉です。家庭で野菜を育てる場面では、茎が地面に接する周辺を指して使うこともあります。水のたまりや傷みがないかを見る場所として重要です。
冬に積もった雪が長期間溶けきらず、そのまま春まで残る状態です。寒冷地でよく見られ、土の急に強く冷えることを和らげる一方、植物が長く湿った環境に置かれる原因にもなります。
虫を粘着面へ付着させて捕らえる板やシートです。黄色や青色など、特定の虫が寄りやすい色が使われます。発生の確認に便利ですが、これだけで全ての虫を防げるわけではありません。
粘りの強い細かな粒が多く、湿ると重くなりやすい土です。水分や養分を保ちやすい反面、余分な水が抜けにくく、乾くと固くなることがあります。根へ空気が届くように整えることが大切です。
液体などの中に、ある成分がどのくらい含まれているかを表す値です。肥料や薬剤を薄めるときに使われます。濃すぎると植物へ悪影響が出る場合があるため、製品の表示どおりに量を測ります。
農業用の塩化ビニル製フィルムの通称です。透明性や暖かさを保ちやすい性質を生かし、施設や簡易な覆いに使われます。比較的重さがあり、製品によって耐久性も異なるため、使う場所と固定方法に合わせて選びます。
農業用に作られたポリエチレン製フィルムの通称です。透明や黒などの種類があり、地面を覆ったり簡易な覆いに使ったりします。厚さや耐久性が製品ごとに違うため、用途表示を確認して選びます。
農作物を不調や虫、雑草などから守ったり、育ち方を調整したりするために使う薬剤などの総称です。使える作物や量、時期が細かく決められているため、必ず表示を確認して使用します。
性質の異なる複数の肥料を混ぜ合わせて、一つの製品にしたものです。必要な成分をまとめて与えやすいのが特徴です。製品ごとに配合内容が違うため、数字や原料表示を確認して選びます。
余分な水を育てる場所の外へ逃がすことです。雨の多い時期や、水がたまりやすい土地では特に重要です。水の通り道を確保し、出口が詰まっていないかを確認すると、長時間ぬれた状態を減らせます。
容器や設備から余分な水を外へ逃がすために設けた穴です。土やごみで詰まると、水がたまりやすくなります。使い始める前と、育てている途中にも詰まりがないか確認します。
土や栽培場所から余分な水が抜けていく性質です。悪いと雨の後などに水が長く残り、根が弱りやすくなります。水がたまり続ける場所では、土の状態や周囲への逃げ道を見直します。
雨や水を与えた後に余分な水がなかなか抜けず、土の中が長く湿った状態になることです。根へ空気が届きにくくなり、育ちが悪くなることがあります。土地の高低や深い部分の固さも確認します。
畑や栽培場所にたまった余分な水を外へ流すために作る溝や通り道です。低い場所へ水が集まる畑では、雨の後に水を逃がす役割があります。出口が詰まっていないか定期的に確認します。
葉の色合いを表す言葉です。濃い緑、淡い緑、黄色みなどの違いから株の状態を推測します。濃ければ必ず良いわけではなく、植物本来の色や新旧の差も考えて判断します。
透明な覆い材で覆った建物の中で作物を育てる方法です。外より暖かい環境を作りやすく、雨を直接当てずに育てられます。晴天時は内部が急に暑くなるため、空気を入れ替えたり日差しを調整したりすることが重要です。
葉の地面側、または下向きになる面です。小さな虫や卵が付きやすく、植物を弱らせる問題の初期変化が見つかることもあります。表側だけで判断せず、定期的に裏側も確認すると早期発見につながります。
葉の上向きになる面です。日光や雨を直接受けやすく、点状の変化、色の変化、虫に食べられた跡などが見つけやすい場所です。異常を見つけたら裏側も合わせて確認すると原因を絞りやすくなります。
葉の一部または全体が茶色く乾き、枯れた状態になることです。微生物の影響だけでなく、水不足や強い日差しなどでも起こります。外側だけか新しい葉まで進むかを見ると原因を考えやすくなります。
本来緑色などである部分が白っぽくなることです。強い日差し、寒さ、栄養の偏り、微生物の影響など複数の原因があります。どこから白くなったか、筋に沿うか面で広がるかを確認します。
葉の先端です。水分不足や養分の偏り、強い日差しなどの影響が出やすく、茶色く傷むことがあります。先端だけの変化か、全体へ広がっているかを見ると原因を考えやすくなります。
葉の先端から茶色く乾いたように枯れ込む状態です。水分の急な変化、養分の偏り、根の弱りなど複数の原因で起こります。先端だけか、ふち全体へ広がっているかも確認します。
たねをまくのに向く期間です。早すぎると寒さで芽が出にくく、遅すぎると十分に育つ前に季節が進むことがあります。袋の表示だけでなく、自分の地域の気候や土の暖まり方も見て決めます。
まく粒を、地面の表面からどのくらい下に置くかという目安です。下すぎると地上へ出にくく、浅すぎると乾きやすいため、粒の大きさや作物に合わせます。
種をまくために使う、粒が細かく均一な土です。小さな種でも周囲にすき間ができにくく、水分を保ちやすいものが向いています。養分が多すぎる必要はなく、清潔で扱いやすいことを優先します。
水田のように常に水を張らず、野菜、豆、いも類などを育てる土地です。土の性質や日当たり、水の流れは場所ごとに違います。育てるものに合わせて、土や通路を整えて使います。
一株または少数の植物を育てるための容器です。丸形が多く、材質や大きさもさまざまです。小さすぎるとすぐ乾き、地下部分も窮屈になるため、植物が大きくなったら適した大きさへ替えます。
小さな場所で育てていた苗を、一株ずつ、または今より大きな容器へ移す作業です。根が広がる余裕を増やし、株をさらに大きく育てるために行います。移した直後は強い日差しや乾きすぎを避けます。
一株ずつ育てやすい小型の容器に土を入れて作物を育てる方法です。置き場所を変えやすく、株ごとの手入れもしやすいのが特徴です。容器が小さいほど乾きやすく、根が窮屈になりやすいため注意します。
鉢のいちばん下の部分です。余分な水を逃がす穴があり、土や根が集まりやすい場所でもあります。長く使うと穴が詰まることがあるため、別の容器へ移す作業時などに状態を確認します。
鉢や容器の底に開いている穴です。余分な水を外へ逃がし、地下部分へ空気が届きやすくする役割があります。穴が土や根で詰まると水が抜けにくくなるため、ときどき状態を確認します。
容器の底に入れる軽石などの粒状資材です。底の穴の周辺へ土が詰まりにくくする目的で使われます。最近は使わない方法も一般的で、容器や土の性質によって必要性が変わります。
容器の底の穴へ置き、土が流れ出るのを防ぐ網状の小片です。余分な水は通しながら、土や大きな粒が落ちるのを減らします。穴を完全にふさがないよう、適した大きさに切って使います。
鉢の中に入っている土、または鉢で植物を育てるための土を指します。長く使うと粒が細かくなり、水の抜け方が変わることがあります。植物の状態と水のしみ込み方を見て交換を考えます。
育ってきた株を、それまでより一回り大きな鉢へ移すことです。根が広がる場所を増やし、最終的な場所へ移すまでさらに育てたいときに行います。いきなり極端に大きな鉢へ替えるより、段階的に大きくする方法です。
目に見えないほど小さな生き物が物質を分解し、別の物質へ変える働きを表す言葉です。園芸では生き物に由来する材料を分解させる過程などで使われます。良い変化だけを指すわけではないため、におい、熱、水分の状態を見ながら手入れします。
茎や切り口などから新しく根が出てくることです。株を増やす作業や、移した植物が新しい場所になじむ過程で見られます。根が十分に出るまでは水分不足に弱いため、水分と日差しを穏やかに管理します。
新しい根が出やすくなるよう、環境や処理を整えることです。適度な水分と暖かさを保つ、切り口を乾かしすぎないなどの方法があります。植物によって条件が違うため、必要以上に湿らせ続けないようにします。
植物の不調や虫による傷みが出始めたばかりで、まだ範囲や数が少ない段階です。この時期に見つけると、傷んだ部分の除去など小さな対応で広がりを抑えやすくなります。
一年の中で、同じ種類の虫が生活の一巡を何回繰り返すかを表す言葉です。回数が多い種類では、季節の途中で数が急に増えることがあります。防ぐ時期を考える目安になります。
ある虫の数が一年の中で特に増えやすい時期です。空気の暖かさや植物の状態などによって前後するため、毎年同じ日になるとは限りません。この時期の前から見回りを増やすと早く見つけやすくなります。
まいた粒から最初の根や芽が動き出し、地上へ伸び始めることです。暖かさ、水分、空気などの条件が合わないと進みにくく、同じ作物でも周囲の状態によって早さが変わります。
手元に残してある粒が、今もどのくらい芽を出せるか確かめる方法です。少量を湿らせた紙などに置き、一定期間後に芽を出した数を数えると、まく量を決める参考になります。
一定の短い期間内に、どれだけそろって勢いよく芽を出すかを見る目安です。数字が高いものほど、まいた後にまとまって育ち始めやすいと考えられます。
まいた場所で、芽が出る時期や大きさがそろっている状態です。ばらつきが少ないと、その後の本数調整や管理を同じ時期に行いやすくなります。
芽を出しやすい暖かさの範囲です。空気だけでなく、まいた場所の中の暖かさも影響します。寒すぎても暑すぎても動きが遅くなるため、作物ごとの目安を確認します。
まいてから芽が見えるまでにかかる時間の目安です。暖かさや水分などで前後するため、書かれた目安を過ぎてもすぐ失敗と決めつけず、周囲の条件も確認します。
まいた粒のうち、実際に芽を出したものがどのくらいあったかを割合で表した数字です。袋に表示されていることがあり、古くなるほど下がる場合があります。
その地域で秋から冬にかけて、最初に地面や植物の表面へ白い氷の結晶が付く現象が確認されることです。寒さに弱い作物を片付ける時期や、覆いを準備する時期を考える目安になります。
植物を傷める原因が体内で増え、外から分かる異常が現れ始めることです。原因が入り込んでいても、環境が合わなければすぐには起こらないことがあります。天候や株の状態も影響します。
植物の不調が実際に現れやすくなる環境や状況のことです。空気の暖かさ、湿り気、葉がぬれている時間、株の弱りなどが組み合わさります。原因が存在していても条件が合わなければ起こりにくい場合があります。
付いていた花が途中で落ちてしまう状態を表す、やや日常的な言い方です。暑さ、寒さ、水分の乱れなど原因はさまざまです。実へつながる前に多く落ちる場合は環境を確認します。
将来、花になるために作られた芽です。外見だけでは普通の芽と区別しにくい時期もあります。植物によって作られる時期や条件が違い、寒さや一日の明るい時間の影響を受けるものもあります。
株の中で、これから花になる部分が作られ始める変化です。外からはまだ花が見えない時期に起こります。寒さや一日の明るい時間などがきっかけになる植物もあり、その後の花付きや中央の軸が伸びる変化に関わります。
左右方向の広さや長さを表す値です。畝、容器、通路などさまざまな対象に使います。外側から測るのか、実際に使える内側を測るのかで数値が変わるため、表示内容を確認します。
葉へ細かな水をかけることです。室内や乾いた環境で表面を湿らせる目的などで行われます。野菜では常に必要な作業ではなく、長時間ぬれたままになると傷みにつながる場合があるため、状況を選びます。
主に葉や、葉と茎をつなぐ柄など地上の緑色部分を食べる野菜のまとまりです。コマツナ、ホウレンソウ、レタスなどが含まれます。みずみずしい状態が失われやすいものが多いため、取った後は早めに冷やすと扱いやすくなります。
一般的な目安より早く苗などを本来育てる場所へ移すことです。育ちを早められる場合がありますが、寒さや風の影響を受けやすくなります。外の条件が安定していない時期は保護できる準備が必要です。
葉の組織が部分的に傷み、白っぽく抜けた後に茶色く乾いたようになる状態です。強い日差し、暑さ、薬剤、濃い液体など複数の原因があり、どの面や位置に出たかを確認します。
例年より早い時期、または作物がまだ育っている時期に、地面や植物表面へ白い氷の結晶が付く現象が起こることです。秋に育てる食用植物が十分育つ前に起きると傷みにつながるため、天気予報の確認が重要です。
通常よりやや早い時期に食べる部分を取ることです。かたくなる前に利用したい場合や、天候悪化の前に取る場合などに行います。若すぎると本来の味や大きさに達していないことがあります。
一般的な目安より早い時期にたねをまくことです。早く育て始められる反面、寒さや日差しが足りない影響を受けやすくなります。暖かさを保てる環境がない場合は、無理に前倒ししない方が安定します。
春に食べる部分を取ることを目的とした育て方や作物を表す言葉です。前年の秋から冬を越して育てる場合と、春先から短期間で育てる場合があります。雪が消え始める時期や土の暖まり方で時期が前後します。
春にたねをまいて育て始めることです。土や空気が暖まり始める時期に行います。寒冷地では暦上の春でも土がまだ冷たいことがあるため、芽が出やすい暖かさになっているかを確認します。
春にたねをまいて育て始めることが多い野菜をまとめた呼び方です。暖かくなるにつれて育つ種類が中心ですが、必要な暖かさは作物ごとに違います。寒冷地では土の暖まりを確認して始めます。
春に育て始めたり、春に食べる部分を取ったりする野菜をまとめた一般的な呼び方です。厳密な分類ではなく、地域や使い方によって含まれる種類が変わります。寒冷地では平地より開始時期が遅くなることがあります。
自然な時期より少し早く食べる部分を取れるよう、主に覆いや無加温の設備などで寒さをやわらげて育てる方法です。強く暖める方法より設備負担が小さい一方、外の天候の影響を受けやすい特徴があります。
植物の表面に現れる、小さな点状または丸い色の変化です。微生物による不調だけでなく、強い日差しや薬剤などでも出ることがあります。数が増えるか、周囲へ広がるかを観察します。
植物を傷める原因を、虫・水・道具などが別の株へ運ぶ働きを指します。運ぶもの自体が傷む必要はありません。何が運び手になっているかを知ると対策を考えやすくなります。
植物のまわりへ新しく土を足したり、周囲の土を寄せたりすることです。株を支える、根や地下の部分を光から守るなどの目的で行います。足す量や時期は植物によって違うため、必要な範囲だけ行います。
植物を育てやすいよう、いくつかの材料を混ぜて調整した土です。袋を開けてそのまま使える商品が多く、大きな栽培容器で便利です。商品ごとに水の抜け方や含まれる養分が違うので、用途表示を確認します。
基準となる量に対して、何倍になっているかを表す値です。薬液や肥料を薄める割合、拡大鏡の大きさなどで使われます。「何倍に薄める」の意味と「何倍大きく見える」の意味を区別して読みます。
決めた範囲へ全体に散らすようにまく方法です。短時間で広くまける一方、同じ場所に集まりやすいので、できるだけ均一に散らすことが大切です。
植物を食べたり吸ったりする虫を抑える生き物が暮らしやすい環境を作る目的で、畑の一部に育てる植物です。直接野菜を守るのではなく、役立つ生き物を維持しやすくする考え方です。使う植物と対象となる虫の組み合わせが重要です。
春になって暖かくなった後に、再び強く急に強く冷えること、地面や植物表面へ白い氷の結晶が付く現象が起こることです。植えたばかりの苗や伸び始めた新しい部分が傷みやすいため、寒冷地では特に注意します。
花をつけるための茎が伸び始めるまでに時間がかかりやすい性質です。葉や根を食べる野菜では、早く花の方へ進みにくいものを選びたい時の目安になります。
鉱物を強い暑さで膨らませた、軽くて薄片状の園芸用資材です。水分を保ちながら空気も含みやすく、苗を育てる土などに混ぜて使われます。単独で使うより、目的に合わせて他の材料と組み合わせることが一般的です。
全体を100としたとき、どのくらいの割合かを表す方法です。「%」の記号で書かれます。光をさえぎる割合や含まれる量の割合などさまざまな表示で使われるため、何の割合を示しているか確認します。
火山由来の原料を強い暑さで膨らませた、白く軽い園芸用資材です。土へ混ぜると空気や水の通り道を作りやすくなります。粒の大きさや製品によって性質が違うため、用途表示を確認して使います。
短時間のうちに空気がかなり冷たくなることを表す日常的な言葉です。特に夜から明け方に使われます。予想以上に強い場合は幼い株や新芽が傷むことがあるため、前日の予報確認が重要です。
植物が必要とする明るさを十分に受けられていない状態です。日陰、混み合い、室内の暗い場所などで起こります。茎が細長く伸びたり、色が薄くなったりすることがあるため、置き場所を見直します。
虫によって一部または全体に傷みが出ている株です。軽い傷みなら回復することもありますが、中心部や地面近くを強く傷められると育ちに影響します。周囲の株にも同じ虫がいないか確認します。
虫に食べられる、汁を吸われる、内部へ入り込まれるなどして傷んだ葉を指します。傷みが軽ければ残せる場合もありますが、原因が中に残っているときは取り除くことがあります。
太い一本の中心が目立たず、細い地下部分が多数広がる形です。ネギ類などでよく見られます。浅い範囲へ広がるものも多いため、表面近くを強く掘ると傷つけやすくなります。
与えた肥料が植物へ働く強さや、効いている期間を表す言葉です。すぐ効くものもあれば、ゆっくり長く効くものもあります。季節や土の状態でも変わるため、製品の特徴だけでなく株の様子も見ます。
実や地下で食べる部分などが、目立って大きくなる時期です。多くの水分や養分を必要とする植物もあります。急な乾きや極端な環境変化を避けると、形や大きさがそろいやすくなります。
一か所に一粒だけ置く方法です。大きさや状態がそろったものに向き、あとで本数を減らす手間を少なくできますが、芽が出なかった場所が空きやすい点には注意します。
植物や地面を、布、網、フィルムなどで覆うことです。寒さ、強い日差し、雨、虫などの影響をやわらげる目的で行います。使う素材によって効果が違うため、季節や目的に合わせて選びます。
植物や地面を覆うために使う布、網、フィルムなどの総称です。寒さをやわらげるもの、光を弱めるもの、虫を防ぐものなど種類があります。目的に合わないものを使うと暑くなりすぎることがあるため注意します。
ひもを使って茎や資材を結び、位置を固定することです。植物を支える場合は、成長して太くなる余裕を残してゆるめに結びます。強く締めすぎると茎へ食い込むため、定期的に状態を確認します。
取った後に、食べられる良い状態を何日ほど保てるかを表す日常的な言い方です。植物の種類や置き場所で大きく変わります。見た目だけでなく、においや柔らかさの変化も確認します。
強い直射日光や高い熱を受け、実や葉の表面が白っぽく抜けたり、黄褐色から茶色に傷んだりすることです。急に日当たりが強くなった部分で起こりやすく、覆い方や枝葉の減らしすぎにも注意します。
氷の粒が空から降り、植物へ当たることで葉や茎、実が破れたりへこんだりする被害です。短時間でも大きな傷になることがあります。降った後は傷んだ部分と、折れた枝の有無を確認します。
家庭でよく使われる一般的な大きさの横長容器です。葉物や小型の野菜など幅広く使えます。ただし「標準」の寸法は製品ごとに違うため、外寸だけでなく土が入る量も確認します。
土を大きく盛り上げず、表面を比較的平らに整えた栽培場所です。水が抜けやすい土地や、乾きやすい環境で使われます。雨の後に水が残りやすい場所では向かないことがあるため、土地の状態を見て選びます。
植物が必要とする量を超えて肥料分が多くなった状態です。葉が不自然に茂ったり、根が傷んだりすることがあります。良く育てようとして多く与えるほどよいわけではなく、適量を守ることが大切です。
植物が利用できる肥料分が少なくなり、育ちが鈍ったり葉の色が薄くなったりする状態です。ただし似た変化は水分や周囲の暖かさなど別の原因でも起こります。見た目だけで決めず、育て方全体を確認します。
養分を補う材料を多く与えすぎたり、濃い状態で根の近くへ置いたりして植物が傷むことです。しおれ、先端の枯れ、根の傷みなどが起こることがあり、与えた量や場所を振り返ります。
肥料の中に含まれ、植物が育つために利用する物質を指します。袋には、葉や茎を育てる働き、花や実を付ける働き、水分調整や丈夫さに関わる働きなどを持つ物質の割合が数字で示されることがあります。
土や液体の中に肥料分がどのくらい多く含まれているかを表す考え方です。高すぎると植物が水を吸いにくくなります。液体肥料は表示どおりの薄め方を守り、同じ場所へ肥料を集中させすぎないようにします。
植物が比較的多く必要とする三つの主要な働きを持つ物質をまとめた呼び方です。葉や茎を育てるもの、花や実に関わるもの、水分調整や丈夫さに関わるものがあり、どれか一つだけを多くするのではなくバランスが大切です。
植物が必要とする肥料分を十分に受け取れていない状態です。葉の色や育ち方に変化が出ることがあります。単に肥料が少ないだけでなく、土の状態によって吸収できない場合もあるため原因を確認します。
肥料が強すぎたり量が多すぎたりして、植物が弱る状態を表す一般的な言い方です。根が傷み、水を吸いにくくなることがあります。元気がないからと追加で肥料を与えると悪化する場合があります。
肥料分が濃すぎることで、植物の根や葉が傷むことです。固形肥料を茎のすぐ近くへ多く置いた時や、液体肥料を濃く作った時などに起こります。傷みが出てからより、量を守って防ぐことが重要です。
見た目、大きさ、味、食感、傷みの少なさなどを含めた、食べる部分の総合的な状態を表す言葉です。何を重視するかは用途で変わり、家庭で食べる場合と販売する場合では基準が異なることがあります。
同じ野菜の中で、形、色、味、育つ早さ、寒さへの強さなどの特徴がまとまって異なるグループです。栽培する地域や時期に合うものを選ぶことが大切です。
目に見えないほど小さな生き物そのものや、その働きを利用する目的で作られた園芸用資材です。土へ混ぜる製品などがあります。効果は製品や環境で異なり、入れれば必ず育ちが良くなるものではないため、表示と用途を確認して使います。
弓状の支えに透明なビニール状のフィルムをかけた簡易な覆いです。春先や秋の寒さをやわらげるのに役立ちます。晴天時は内部が急に暑くなりすぎる状態になるため、日中の開け閉めが重要です。
骨組みを透明なフィルムで覆った栽培施設です。外より暖かい環境を作りやすく、雨を避けて育てることもできます。晴天時は内部が非常に暑くなるため、外の空気を入れ替えることと水分管理が重要です。
植物が微生物や環境の悪化などによって傷み、育ちや取れる量に悪い影響が出ることを広く表す言葉です。虫にかじられたり汁を吸われたりする傷みとは分けて使われることが多く、原因を見分けて対処します。
植物が微生物などの影響を受け、色や形、育ち方に異常が続く状態です。水不足や肥料の偏りでも似た変化が出るため、見た目だけで決めつけず、広がり方や天候も合わせて確認します。
植物に不調を起こす能力を持つ菌の総称として使われる言葉です。土、水滴、残った植物片などから広がるものがあります。種類によって有効な対策が違うため、原因を見極めることが重要です。
ある微生物などが、植物に不調を起こす能力の強さや性質を表す言葉です。同じ種類の中でも強さが異なる場合があります。植物側の強さや環境条件によって実際の被害は変わります。
植物に不調を起こす原因となる微生物などをまとめた呼び方です。菌、単細胞の微生物、非常に小さな原因物質などが含まれます。種類によって広がり方や生き残る場所が違うため、対策も変わります。
植物が不調になったときに現れる、色・形・しおれ方などの変化を指す専門的な言葉です。どの部分から始まり、どのように広がるかを見ると、原因を絞り込む手がかりになります。
植物の不調によって表面にできた、周囲と色や質感が異なる傷んだ部分です。丸いもの、角ばるもの、広がるものなど形はさまざまで、色や縁の様子が見分ける手がかりになります。
苗がどのくらい育った段階にあるかを表す考え方です。育て始めてからの経過した日や、出ている葉の数などを目安にします。同じ経過した日でも空気の暖かさや明るさで大きさが変わるため、数字だけでなく実際の姿も確認します。
植物が必要とする量は少ないものの、正常に育つために欠かせない成分をまとめた呼び方です。いくつもの種類があり、それぞれ役割が違います。少量で足りるため、不足を心配して多く加えるとかえって害になることがあります。
湿地でたまった植物由来の材料を乾かして加工した園芸用資材です。軽く、水分を保ちやすい特徴があります。製品によって酸性の強さが違うため、土へ混ぜるときは表示を確認し、入れすぎないようにします。
強い風によって植物が倒れる、折れる、葉がこすれて傷むなどの被害が出ることです。乾いた風では水分も失われやすくなります。支えの固定や風を弱める工夫で軽減できます。
植物を傷める原因となる小さな粒などが風に運ばれて広がることです。離れた場所から飛んでくる場合もあり、完全に遮るのは難しいことがあります。起こりやすい時期は早めの観察が重要です。
山を越えた空気が下降するときに暖かく乾き、風下側で急に暑く乾いた風になる現象です。植物から水分が失われやすく、夏や秋に急なしおれや乾きにつながることがあります。
先端が数本の歯に分かれた園芸用の道具です。土を持ち上げたり、わらや草などを移したりするのに使います。刃先が細いため、硬い土へ無理にねじ込むと曲がることがあるので注意します。
産み付けられた小さな粒の中から、若い虫が外へ出てくることです。直後は体が小さく、まとまっている種類もあります。この時期に見つけると、その後広く散らばる前に対処しやすい場合があります。
苗などを、通常より深めの位置に植える方法です。植物によっては茎の一部まで土へ入れることがありますが、深くしすぎると下部が傷みやすくなる種類もあります。作物ごとの適した土の中へ入れる程度を守ることが大切です。
一般的なものより上下方向の長さのある栽培容器です。地下へ長く伸びる植物や、大きく育つ植物に向きます。土が多く入るため乾きにくい一方、満杯にすると重くなるので設置場所を先に決めます。
上の面から下方向へどのくらいあるかを表す値です。容器、土、植える位置などさまざまな場面で使います。同じ長さでも何の深さを指しているかが違うため、説明や図の測る位置を確認します。
二つ以上の主要な働きを持つ成分を含む肥料です。一度に複数の成分を与えられるため、家庭でも扱いやすい製品が多くあります。含まれる割合は製品によって違うので、袋に書かれた数字を確認します。
まいた粒の上に土をかぶせることです。厚くかけすぎると芽が地上へ出にくくなり、薄すぎると乾きやすくなるため、作物に合った厚さにします。
種の上にかぶせる土がどのくらいの厚さかを表します。厚すぎると芽が地上へ出にくく、薄すぎると乾きやすくなります。種の大きさや光を必要とする性質に合わせて調整します。
土を大きく掘り返さずに作物を育てる方法です。地面を必要以上に乱さないことを重視します。不要な草や土の固さへの対応は必要で、どの畑でも同じように向くわけではありません。条件を見ながら取り入れます。
軸の途中で、葉や芽、枝などが出る区切りの位置です。植物によって節と節の間隔が違い、育ち方を観察する目安になります。つる性植物では、ここから新しい地下部分が出ることもあります。
土の中で植物や生き物の残りが長い時間をかけて分解され、黒っぽく安定した状態になったものです。土の水分や養分を保つ働きに関わります。短期間で作れるものではなく、土の状態を支える一部です。
土の中に、十分に分解された動植物由来の成分が比較的多く含まれる状態を表す言葉です。黒っぽく見えることが多く、水分や養分を保ちやすい傾向があります。色だけでは判断せず、実際の状態も確認します。
繊維を織らずに絡ませて作った薄い布状の資材です。軽く、植物の上へ直接かけたり、簡単な骨組みにかけたりできます。寒さや風をやわらげるほか、小さな虫を防ぐ目的でも使われます。
植物や家畜由来の材料などが、目に見えないほど小さな生き物の働きによって十分に分解され、元の形や強いにおいが減って安定していくことです。途中の段階で土へ大量に入れると、植物へ悪影響が出ることがあるため注意します。
一か所に二粒ずつ置く方法です。どちらか一方が芽を出す可能性を高めつつ、たくさん置きすぎないためのやり方で、両方育った場合は元気な方を残します。
主要な働きを持つ成分の合計割合が比較的低い範囲の、化学的な工程で作られた肥料です。家庭用として見かけることも多く、量を計りながら使います。袋の数字を見て、必要な量を確認します。
通常の根の先からではなく、茎や葉など別の部分から新しく出る根です。トマトの茎や、地面に触れたつるなどから出ることがあります。植物が支えを増やしたり、水分を吸いやすくしたりする役割があります。
植物の組織が崩れたり悪臭を伴ったりしながら傷んでいく状態です。水分が多い環境や微生物の働きで進むことがあります。傷んだ部分が広がる場合は、健全部と分けて扱います。
冬の時期にたねをまいて育て始めることです。暖かい地域や、室内など暖かさを確保できる環境で行われることがあります。寒冷地の屋外では難しい場合が多いため、芽が出るのに必要な暖かさを確保できるか確認します。
落ち葉を長い時間かけて分解させた、土の状態を整えるための材料です。土へ混ぜると、固まりすぎをやわらげたり、水や空気の通りを整えたりするのに役立ちます。未完成でにおいの強いものより、十分に分解したものが扱いやすいです。
鉢や横長の栽培容器などで一度植物を育てた後の土です。粒が崩れたり、養分の偏りや植物の異常の原因が残ったりしていることがあります。再び使う場合は、状態を確認してから必要な処理を行います。
一度使った土から根やごみを取り除き、乾かす、ふるう、資材を加えるなどして再び使いやすくする作業です。植物の異常や虫の問題が強い土は、無理に再利用しない方が安全です。
網で遮る、資材で覆う、見つけた虫を直接取り除くなど、物理的な方法で被害を減らす考え方です。薬剤を使わずに行えるものが多い一方、すき間や設置方法が悪いと十分な効果が得られません。
一つの球状の部分から増えた小さな球を分け、それぞれを別の株として育てる方法です。球状の部分で増える植物に使われます。分ける時期や大きさは種類ごとに違い、傷んだ部分は避けて扱います。
野菜や草花を育てるための横長の容器です。幅、長さ、上下方向の長さがさまざまで、育てる植物に合わせて選びます。大きいほど土の量が増えて乾きにくくなりますが、移動は重くなるため置き場所も考えます。
横長などの比較的大きな容器に土を入れて作物を育てる方法です。庭がなくても始めやすく、場所を移動できる利点があります。土の量が限られるため、乾きやすさと水の抜け方をこまめに確認します。
ある期間の空気の暖かさを平均した値です。一日、一か月、年間など期間を決めて使います。野菜の育つ時期や地域差を比べるのに便利ですが、朝晩の急な急に強く冷えることまでは表せない点に注意します。
薄く軽い布状の資材を、植物や地面の上へ直接ふんわりとかける方法です。寒さや風をやわらげたり、小さな虫から守ったりする目的で行います。成長に合わせて余裕を持たせ、端は風で飛ばないよう固定します。
ベランダやバルコニーなどで、鉢や横長の栽培容器を使って野菜を育てる方法です。日当たりだけでなく、風、床の耐荷重、余分な水を逃がすこと、避難経路への配慮も必要です。落下や水漏れにも注意します。
小さく不ぞろいな粒を、丸く均一な形になるよう材料で包んだものです。一粒ずつ置きやすくなりますが、包みが崩れるには十分な水分が必要です。
蜜や花の粉を求めて花を訪れる虫の総称です。ハチ類やハナアブ類などが含まれ、花から花へ移動する際に花の粉を運ぶことがあります。実を取る植物では重要な助け手になることがあります。
一部の微生物が増えたり広がったりするために作る、非常に小さな粒です。風や水滴、人の作業などで別の場所へ移ることがあります。目に見えないほど小さいものも多くあります。
植物の新しい組織が正常に作られるために少量必要な成分です。不足すると新しい部分が傷むことがありますが、必要量と過剰になる量の差が小さいため、自己判断で多く加えるのは避けます。
伸びる先端や新しくできる組織に異常が出やすく、形の乱れ、内部の褐色化、割れなどにつながることがある状態です。必要量が少ない成分なので、自己判断で多く与えすぎないことが重要です。
植物や土の周囲の暖かさを逃がしにくくすることです。透明な覆いや資材などを使うことがあります。晴れた日は中が暑くなりすぎる場合もあるため、昼間の状態を確認しながら使います。
植物や土が冷えすぎるのをやわらげるために使う資材の総称です。布、フィルム、わらなどさまざまな種類があります。暖かさを保つ力が高いものほど内部が暖まりすぎることもあるため、日中の状態も確認します。
二つの植物をつなぎ合わせるときに上側へ使い、実や葉など利用したい部分を作る植物です。育てたい種類の特徴を受け持ちます。地面側に使う植物とは役割が異なるため、組み合わせて一株にします。
見つけた虫を手や道具で直接取り除き、その場で数を減らす方法です。数が少ない初期には効果的で、薬剤を使わずに行えます。葉の裏や株の中心など見落としやすい場所も確認します。
ある生き物が別の生き物を捕まえて食べることです。植物を傷める虫を別の虫や小動物が食べる場合もあり、自然に数を抑える働きにつながります。食べる相手は生き物ごとに異なります。
植えた苗が枯れたり欠けたりした場所へ、別の苗を追加して埋める作業です。周囲の株との大きさの差が小さいうちに行うと、その後の手入れをそろえやすくなります。原因が残っている場合は先に確認します。
作物を育てるために使う土地や区画を指す、農業でよく使う言葉です。広い農地だけでなく、試験や管理上ひとまとまりとして扱う場所を指すこともあります。日当たりや水の流れなど場所ごとの特徴を見ます。
土が水分を保っておける性質です。低すぎるとすぐ乾き、高すぎると湿った状態が長く続きます。野菜づくりでは、水を与えた後に適度な時間だけ水分が残る状態が扱いやすい目安になります。
取った後の野菜やたねなどを、できるだけ良い状態で保つことです。冷やす、乾かす、暗い場所へ置くなど方法は対象によって違います。水分や周囲の暖かさが合わないと傷みやすくなります。
取った後に、良い状態をどのくらい長く保ちやすいかという性質です。水分量や皮の厚さなど植物自身の特徴に加え、置く場所の暖かさや湿り気でも変わります。長く持つ種類ほど扱いやすい場合があります。
土が養分をつなぎ止め、雨や水で簡単に流れ出さないように保つ力です。低い土では、与えた養分が失われやすくなります。一度に多く加えるより、植物の様子を見ながら必要な分を補う方が安全です。
植物が大きくなった後まで使う、丈夫な棒状の支えです。実の重さや風にも耐えられるよう、十分な長さと強さのものを使います。地面へしっかり固定し、茎を結ぶ場所も成長に合わせて増やします。
芽が出た後に現れる、その植物らしい形をした緑色の部分です。最初に開く単純な形のものとは区別して数えます。幼い株の育ち具合を判断するときによく使われ、枚数は次の場所へ移す時期の目安にもなります。
最初に出る単純な葉とは別に、その植物らしい形をした葉が何枚出ているかを数えたものです。苗がどの程度まで育ったかを判断する目安として使われます。小さな葉をどこから数えるかは資料によって違う場合があります。
水道などから水を運ぶための柔らかい管です。畑や庭へ広い範囲に水を届けるときに使います。直射日光の下に放置すると劣化しやすく、内部の水が熱くなることもあるため、使用前に水温を確認します。
植物を強い寒さから守るために行う工夫の総称です。覆いをかける、風を弱める、地面を覆うなどの方法があります。暖めるというより、急激に冷えたり冷たい風へ直接当たったりするのを和らげます。
冬や強い急に強く冷えることに備え、植物へ直接当たる寒さを和らげる工夫です。地面を覆う、株を包む、風を弱めるなど複数の方法があります。植物の種類や地域に合わせ、やりすぎで蒸れないようにします。
植物の不調や虫による被害を減らすために行う対策全体を指します。資材で防ぐ、育て方を工夫する、薬剤を使うなど複数の方法があります。一つだけに頼らず組み合わせると安定しやすくなります。
地面や植物表面へ氷の結晶が付くほど冷える夜に、植物が傷むのを減らすための対策です。覆いをかける、冷気がたまりにくい場所を選ぶなどの方法があります。急に強く冷えることが強い日は一つの方法だけで防げない場合もあります。
霜による急な寒さから植物を守るために使う布や覆いなどの資材です。夜間に放射冷却を受けにくくする目的で使います。完全に凍ることを防げるとは限らないため、予想される急な寒さに合わせて使います。
地面へ敷いて光を遮り、不要な草が伸びるのを抑えるシートです。通路や畝の周囲などで使われます。地面との間にすき間が多いと草が持ち上げやすいため、平らに整えて端をしっかり固定します。
植物を傷める虫が近付く、入り込む、増えるのを抑えるための対策全般を表す言葉です。網で覆う、早めに見つけて取り除くなど方法はさまざまです。虫の種類に合う方法を選ぶことが大切です。
小さな虫が植物へ近づきにくくするため、細かな網で覆う資材です。網目の細かさによって防げる虫が変わります。すき間があるとそこから入るため、端までしっかり閉じ、植物に強く押し付けないように使います。
鳥が実や芽を食べるのを防ぐため、植物や畑の上へ張る網です。端に大きなすき間があると入り込むことがあります。鳥や小動物が絡まないよう、たるみを減らし、使用後は不要な部分を片付けます。
強い風をやわらげるために設置する網状の資材です。風を完全に止めるのではなく、勢いを弱める目的で使います。支えをしっかり固定し、風を受ける面が大きすぎて倒れないように設置します。
米を精白した時に出る粉や、油をしぼった後の植物材料などを混ぜ、小さな生き物の働きであらかじめ分解を進めて作る肥料です。原料や作り方によって効き方が大きく違うため、状態を見ながら使います。
一株ずつ小さな鉢状の容器で育てられた苗です。根のまわりに土がまとまりやすく、畑や大きな鉢へ移すときに扱いやすいのが特徴です。購入時は茎が極端に細長くなく、葉に傷みが少ないものを選びます。
薄くて柔らかい樹脂でできた、小型の鉢状容器です。苗を一株ずつ育てるときによく使われます。底の穴から余分な水が抜けるため、下に置く浅い器に水をため続けず、容器の大きさに合った期間で使います。
たねをまくのにちょうどよいタイミングを表す、やや日常的な言い方です。早すぎても遅すぎても育ちにくくなるため、地域の気候と作物の性質を見て決めます。寒冷地では春先の寒さにも注意します。
種を一直線にまくため、土の表面へ細く作るくぼみです。土の中へ入れる程度をそろえると、芽が出る時期もそろいやすくなります。細い棒や板の端などを使って作り、種を置いた後は必要な厚さの土をかぶせます。
緑色を保つ働きに関わる成分が不足し、古い部分で筋を残して周囲から黄色くなりやすい状態です。ほかの成分との偏りでも吸いにくくなるため、単純に追加する前に土の状態を確認します。
同じ場所に多く出た株の一部を抜き、残す株どうしの間隔を広げる作業です。混み合ったままだと光や水分を奪い合いやすくなります。形が乱れているものや傷んだものを選び、残す株を傷めないように行います。
混み合っている株を途中で食べるために取り、残った株の間隔を広げる方法です。葉物などで、育てながら少しずつ利用できます。残す株を傷めないように抜き、最終的に必要な間隔へ近づけます。
混み合いを減らすために抜いた、まだ小さな野菜のことです。種類によっては柔らかい葉や小さな根を食べられます。食用にする場合は、使った薬剤の注意事項や、土・傷みの状態を確認してから利用します。
畑の地面をフィルムなどで覆う資材の総称です。土の乾きすぎを抑えたり、地面の暖まり方を調整したり、不要な草が伸びるのを減らしたりする目的で使います。色や材質によって働きが違うため、季節と目的に合わせて選びます。
地面を覆うフィルムに、苗を植えたり種をまいたりするために開けた穴です。大きすぎると不要な草が出やすく、小さすぎると茎に触れることがあります。育てる植物の大きさと植える位置に合わせて開けます。
地面を覆うフィルムが風でめくれないよう、地面へ固定するための留め具です。U字形や杭形などがあります。端や途中を適切に固定し、強風後は浮きや外れがないか確認します。
植物の周囲の地面を、フィルム、わら、草などで覆うことです。土の乾きや暖かさの変化、不要な草の伸びなどを抑える目的があります。使う材料によって働きが違うため、季節や目的に合わせて選びます。
植物が光を利用する働きなどに関わる、少量必要な成分です。足りなくても多すぎても葉に異常が出ることがあります。家庭では単独で加えるより、土の状態や肥料全体を見直すことが大切です。
新しい部分から中ほどの部分で、細い筋を残して周囲が黄色くなったり、小さな褐色の点が出たりすることがある状態です。土の反応が高すぎると利用しにくくなる場合があります。
種から育てた苗のことです。別の植物とつなぎ合わせていないため、根から上まで基本的に同じ植物です。家庭で野菜を育てるときによく使われますが、種類によって土の中で起こる不調や暑さへの強さが異なります。
実やたねなどが、まだ十分に育ちきっていない状態です。色や大きさ、硬さが完成前であることが多く見られます。ただし、キュウリのようにこの段階で食べることが普通の植物もあります。
まだ十分に育ちきっていない実です。色、大きさ、硬さなどが完成前の状態にあります。キュウリのように、あえてこの段階で食べる植物もあるため、「十分に育っていない=食べられない」という意味ではありません。
原料の分解がまだ十分に進んでいない土を整える材料です。土の中でさらに分解が進む時に熱やガスが出たり、植物の育ちへ悪影響を与えたりすることがあります。植える直前へ大量に入れるのは避けます。
非常に細かな水滴を霧のように噴き出す方法です。空気や葉を一時的に湿らせる用途に使われます。暑い時期の補助にはなりますが、土の中へ十分な水を届ける方法とは別なので、これだけに頼らないようにします。
容器の下や水を広くまく設備の周辺で、流れ出た水を受けるための器や部分です。周囲を汚しにくくできます。ただし水が長時間たまる構造では根が傷みやすいため、不要な水はため続けないようにします。
植物が必要とする水分を保てるよう、与える量や回数、雨の後の水の残り方などを調整することです。多ければ良いわけではありません。季節、天候、土の乾き方を見ながら、過不足の少ない状態を目指します。
植物が必要とする水を十分に吸えず、体内の水分が不足した状態です。葉がしおれる、土が極端に軽くなるなどが目安になります。長く続くと回復しにくくなるため、土の乾き方を見ながら早めに対応します。
雨や与えた水が、土や容器からどのくらいスムーズに抜けるかを表す言葉です。悪いと水が長く残り、根が弱りやすくなります。雨の後に水たまりが続く場合は、土や周囲の状態を見直します。
土が与えられた水分を、どのくらい保っていられるかを表す言い方です。良すぎても悪すぎても扱いにくく、いつまでもぬれている状態や、すぐ乾く状態は注意が必要です。実際の乾く速さを見て判断します。
植物へ必要な水を与える作業です。毎日決まった量を与えるのではなく、土の乾き方や天候、株の大きさを見て判断します。表面だけを軽くぬらすより、必要なときに土の中までしみ込むように与えるのが基本です。
植える列の下や横などに溝を作り、そこへ肥料を入れて土を戻す方法です。必要な場所へまとめて与えられますが、根が直接濃い肥料へ触れると傷むことがあります。肥料と根の間に土を入れます。
植物どうしの間隔を狭くして多く植える方法です。限られた場所を使いやすい反面、葉が重なって風が通りにくくなったり、光を奪い合ったりしやすくなります。育てる種類と手入れのしやすさを考えて行います。
花の後に小さな実が残り、そのまま育ち始めることを表す言い方です。「実止まりが良い」は、咲いた花が実へつながりやすい状態を意味します。天候や株の勢いで変わります。
春の遅い急に強く冷えることが終わってから、秋に再び地面や植物表面へ氷の結晶が付くまでの期間です。寒さに弱い作物を屋外で育てられるおおよその長さを考える目安になります。
植物を守る薬剤を使わずに育てたことを表すために使われてきた言い方です。ただし日本では、薬剤を使っていないことを強調する販売表示は誤解を招くおそれがあるため、現在は推奨されていません。家庭内の説明と販売表示は分けて考えます。
網の一つ一つのすき間の大きさを表す言葉です。数値が小さいほど細かな虫を通しにくくなりますが、空気も通りにくくなる傾向があります。防ぎたい虫と暑さのこもりやすさの両方を考えて選びます。
不要な芽を小さいうちに取り除く作業です。残したい部分へ力を集中させたり、内側の混み合いを減らしたりする目的で行います。芽が大きくなってから取ると傷口も大きくなるため、必要なものだけ早めに見分けます。
まく前の粒や畑へ移す材料を、少し芽が動く状態まで進めておくことです。始まりを確認してから使えるため、寒い時期などに育ち始めをそろえたい場合に役立ちます。
めしべを持ち、うまく花の粉が付くと付け根の部分が実へ育つ花です。キュウリやカボチャでは、花の下に小さな実のようなふくらみが見えるため、雄側の花と見分けやすいです。
葉に濃い緑と淡い緑や黄色がまだら模様になって現れる状態です。葉が縮れたり形が乱れたりすることもあります。非常に小さな原因物質による不調でよく見られますが、似た変化もあります。
種をまいたり苗を植えたりする前に、あらかじめ土へ加えておく肥料です。育ち始めに必要な力を支える目的で使います。入れすぎると幼い株を傷めることがあるため、決められた量を守ることが大切です。
植える前に一度だけ肥料を入れ、その後の追加を少なくできるように考えられた肥料や使い方を表す言葉です。長く効く製品で使われますが、栽培期間や天候によっては途中の補いが必要になることもあります。
植える前から一定量の植物の栄養になる成分が混ぜられている、市販の配合済みの土です。すぐ使えて便利ですが、追加で肥料を入れると多すぎる場合があります。袋に書かれた効果の期間を確認します。
いったん暖かくなった後に、再び非常に冷たい空気が入り、数日寒さが強まることです。春の苗や新芽が動き始めた後に起こると傷みやすいため、早く覆いを片付けすぎないことが大切です。
植物が葉や茎の育ちに関わる主要な成分を利用する働きなどに関わる、ごく少量必要な成分です。特に酸性が強い土では利用しにくくなる場合があります。必要量は非常に少ないため、むやみに追加しないことが大切です。
作物を守る薬剤や肥料などを使ったことで植物が傷み、変色、葉が焼けたような傷み、育ちの停止などが起こることです。薬液の濃さ、暑さ、混用、使う時間帯などが関係する場合があります。
植物を傷める菌や虫が、以前効いていた薬剤で抑えにくくなる性質です。同じ働きのものを繰り返すと起こりやすくなります。異なる方法や成分を組み合わせることが重要です。
植物の不調や虫を抑えるための薬剤を使う方法です。対象となる作物、使用量、使える時期などの決まりを守る必要があります。必要な場面で正しく使い、同じ働きのものへ頼り続けないことが大切です。
伸びた茎やつるを、棒状の支えや網などへ沿わせて固定し、育つ方向を整える作業です。倒れたり絡み合ったりするのを防ぎ、日当たりや作業性も改善しやすくなります。きつく縛って茎を締め付けないようにします。
伸びる茎やつるを、ひもや棒などへ固定して方向を整えるためのクリップです。着脱しやすく、繰り返し使えるものもあります。茎へ食い込まない大きさを選び、成長に合わせて位置を変えます。
伸びる茎やつるを支え、上や横へ導くために使うひもです。固定する場合と、上から垂らして植物を沿わせる場合があります。茎へ食い込まないよう、結び方や張り具合に余裕を持たせます。
化学的に合成された肥料や植物を守る薬剤などの使用を避け、定められた考え方や方法に沿って作物を育てる方法です。日本で商品へ「有機」などと表示する場合は、法律に基づく基準があります。家庭で使う言葉と販売表示は区別します。
動植物など生き物に由来する成分を多く含むことを表す言葉です。園芸では肥料や、土の状態を整える材料の性質を説明するときに使われます。生き物由来だから必ず安全、すぐ効くという意味ではありません。
動植物に由来する材料を主に使った肥料です。油をしぼった後の植物材料や魚由来の材料などがあり、土の中で分解されながら働くものが多くあります。効き方は周囲の暖かさや水分にも左右されます。
日本で「有機」などの表示を付けて農産物を販売するための公的な認証制度です。定められた方法で生産し、登録された機関の確認を受けたものにマークを付けられます。家庭で自分用に育てる場合の呼び方とは別の制度です。
貝殻など生き物由来の原料を使った石灰系の材料の総称です。製品によって効き方は違いますが、一般に穏やかに働くものがあります。原料や成分量を確認し、必要以上に入れないようにします。
生き物に由来する材料を使った肥料を指す一般的な言い方です。製品によって原料や効き方が大きく異なります。「有機」と書かれていても量を多く与えてよいわけではなく、表示に従って使います。
動植物など生き物に由来する成分をまとめた呼び方です。土の中では少しずつ分解され、土のまとまりや養分の循環に関わります。落ち葉や植物の残りなども含まれますが、状態によって使い方は異なります。
植物が実際に育ちやすいとされる基準より高い分だけを、毎日足し合わせて考える方法です。冷たすぎてほとんど育たない時間を除いて考えられるため、発育の進み方を予測するのに使われます。
虫が引き寄せられる色、におい、光などを利用して集め、そのまま捕らえて数を減らす方法です。対象となる虫に合った仕組みを選ぶ必要があります。周囲から余計に呼び込まないよう設置場所にも注意します。
積もった雪が暖かさや日差しによって溶け、水へ変わっていくことです。春の畑では地面が見え始める重要な時期ですが、溶けた水が多いと土が水を多く含んで泥状になった状態やすいため、すぐ作業できるとは限りません。
夕方に植物へ水を与えることです。日中に大きく乾いたときなどに使われますが、涼しい時期に土や葉が一晩中ぬれ続けると問題が起こることもあります。季節と土の状態を見て必要なときだけ行います。
雪の重みや冬の風から植物を守るため、支えや縄などで周囲を囲って補強することです。庭木でよく使われますが、家庭で植物を育てる場面でも大型の多年生植物などで応用されることがあります。
長く雪に覆われた植物が、雪の下で弱ったり腐ったりする状態です。湿気が多く空気が動きにくい環境で起こりやすく、雪がなくなった後に葉が茶色く傷んで見つかることがあります。
積もる雪の重みや長期間の湿りから植物や設備を守るための工夫です。支えを補強する、雪を落としやすい形にする、必要に応じて雪を取り除くなどを行います。屋根から落ちる雪にも注意します。
積もった雪が少しずつ溶けてなくなっていくことを、日常的に表す言葉です。春の作業開始を考える目安になりますが、地面が見えても土の中に多くの水が残っていることがあります。
葉の外周、つまりふちの部分です。滑らかなもの、波打つもの、細かな切れ込みがあるものなど形はさまざまです。傷みや乾きが最初に現れることも多く、状態確認で重要な場所です。
畑ではなく、鉢や横長の栽培容器などの容器に土を入れて植物を育てる方法です。置き場所を選びやすい一方、土の量が限られるため乾き方や養分の変化が早くなります。こまめな観察が重要です。
平たく広がり、主に日光を受ける緑色の部分そのものを指します。形や厚み、切れ込み方は植物によって大きく違います。傷や変色、虫に食べられた跡などを観察するときの中心になる場所です。
一株に付いている葉の枚数です。幼い株や成長した株の育ち具合を表す目安として使われます。小さすぎるものを数えるかどうかで数字が変わるため、比較するときは数え方をそろえます。
植物が養分のどれかが足りず、色や形、伸び方に異常が出る状態です。土の中に成分があっても、酸性・アルカリ性の偏りや根の傷みで吸えない場合もあります。
虫の一生のうち、十分に育った姿になる前の若い段階です。いもむし状、うじ状など見た目は種類で大きく異なります。この時期に植物を盛んに食べる種類も多く、早く見つけることが重要です。
植物を育てるために使う土や、そのために配合された材料の総称です。畑の土とは別に、鉢や苗づくり用として調整されたものもあります。植物と容器に合った水の抜け方や保ち方を持つものを選びます。
葉と株の軸をつなぐ、細い柄のような部分です。長さや太さは植物ごとに異なります。傷ついたり折れたりすると先の部分がしおれやすいため、手入れの際は強く引っ張らないようにします。
葉の中を走る筋状のつくりです。水や植物が養分を運ぶ通り道として働き、中央の太い筋から細い筋へ枝分かれします。色の変化や傷みが筋に沿って出る場合は、見分ける手がかりになります。
葉の表面へ液体を細かな霧状にして吹きかける方法です。肥料だけでなく、目的に応じた液剤を使う場合があります。強い日差しの中で行うと葉を傷めることがあるため、時間帯や製品の使い方を確認します。
水に溶かした肥料を葉へ吹きかけ、葉から取り込ませる方法です。土からの吸収を助ける目的で使うことがあります。ただし万能な方法ではないため、通常の土への肥料と置き換えるのではなく、必要な場面で補助的に使います。
容器の中にどのくらいの量が入るかを表す値です。横長の栽培容器や鉢では、入れられる土の量を考える目安になります。同じ外寸でも形によって容量は変わるため、製品表示を確認します。
本来より遅い時期に食べる部分を取れるよう、育て始める時期を遅らせたり、環境を調整したりする方法です。夏の強い暑さを避けて秋以降へずらす場合などがあります。遅らせすぎて寒さに当てないようにします。
問題が起きる前に、起こりにくい環境や育て方を作ることです。空気が流れやすい間隔にする、健全な種苗を使う、道具を清潔にするなどが含まれます。発生後より少ない手間で被害を減らせることがあります。
取った直後の野菜を早めに冷やし、持っている熱を取り除く作業です。取った後も続く消耗やしおれを抑え、良い状態を保ちやすくする目的があります。水に弱いものなどもあるため、冷やし方は植物に合わせます。
株に付いていた葉が自然に、または何らかの原因で落ちることです。古くなって落ちる場合もありますが、急に多く落ちるときは水分や寒さ、植物を弱らせる問題などを確認します。
付いた実が、十分に大きくなる前に株から落ちることです。株が自ら数を調整する場合もありますが、水分の急変や暑さなどで増えることもあります。落ちる時期と実の大きさを確認します。
咲いた花が実へつながらず、途中で落ちることです。自然に不要な花が落ちる場合もありますが、寒さ、暑さ、水分の乱れなどで増えることがあります。短期間に多い場合は環境を確認します。
虫が産み付けた小さな粒が、まとまって一か所に集まっている状態です。数十個以上が並ぶこともあり、ふ化する前に見つけると一度に多く取り除けます。葉の裏などを重点的に探します。
地面の表面近くを横へ伸びる細い茎で、途中から新しい株を作るものです。イチゴなどでよく見られます。増やしたい場合は、新しくできた株を土へ固定し、十分に根が出てから親側とのつながりを切ります。
植物の不調が出ている株を指す専門的な言葉です。見た目の異常が軽くても周囲へ原因を広げる元になる場合があります。回復が見込めない場合は、周囲へ触れないよう注意して片付けます。
植物の不調が出た株を片付けた後に残る葉、茎、根などの部分です。原因が残っている場合があり、そのまま畑へ放置すると次の発生につながることがあります。適切に処分します。
一つの花の中に、おしべとめしべの両方を持つ花です。トマトやナスなどに見られます。一つの花の中だけで花の粉が移る植物もありますが、種類によっては虫や風の助けが必要です。
形や色、根の状態が良く、その後も育てやすいと考えられる苗を指します。一般には茎が極端に細長くなく、葉に大きな傷みがなく、容器に対して大きすぎないものが扱いやすいとされます。
育てた植物を食べるために取らず、そのまま土へ混ぜたり地表へ残したりして、土の状態を整えるために利用する方法や植物を指します。種類によって目的が違うため、次に育てる野菜との時期を考えて使います。
先に育てている作物を完全に片づける前から、次に育てる作物を近くで始め、入れ替えの空白を短くする方法です。場所を効率よく使えますが、光や水を奪い合わないよう開始時期と配置を調整します。
同じ場所で育てる作物の種類を、年ごとや季節ごとに順番に変えていく方法です。似た仲間を続けないことで、同じ原因による傷みや虫、土の偏りが重なりにくくなります。数年分の記録を残すと続けやすくなります。
同じ種類や近い仲間の作物を、同じ場所へ再び戻すまでに何年ほど空けるかという目安です。必要な年数は作物によって違います。絶対的な数字ではなく、過去に出た傷みや土の状態も合わせて考えます。
植物が花や実を付ける過程や、若い時期の育ちに関わる主要な成分です。土の状態によっては与えても利用されにくいことがあります。足りないと決めつけて多く入れず、全体のバランスを見ます。
植物が根の伸びや花・実づくりに使う成分が不足し、育ちが鈍くなったり、古い部分が暗い緑や紫がかった色になったりする状態です。寒い土では吸収が進みにくいこともあります。
実の表面が割れることです。乾いた後に急に多くの水を吸うなど、実の中身と皮の伸び方に差が出ると起こりやすくなります。種類によっては十分に熟す直前に増えることがあります。
ダイコンやニンジンなどの太る根にひびが入り、縦や横に割れてしまう状態です。乾いた後に急に多くの水を吸うなど、内部の膨らみと表面の伸びが合わないと起こりやすくなります。
同じ場所で、同じ種類や近い仲間の作物を続けて育てることです。作物によっては問題が出にくいものもありますが、同じ原因による傷みや虫、土の偏りが重なりやすくなることがあります。過去の記録を確認して判断します。
同じ種類や近い仲間の作物を同じ場所で続けた結果、育ちが悪くなる問題の総称です。土の中に特定の原因が増える、虫が増える、養分が偏るなど複数の要因が関係します。原因が一つとは限らないため、場所を変えるなど総合的に対処します。
同じ種類や近い仲間の野菜を、同じ場所で続けて育ててきた土を指す言い方です。特定の問題が起きやすくなる場合があります。前に何を育てたかを記録し、同じ場所へ偏って植え続けないことが大切です。
先端に複数の歯が並んだ、土の表面をならす道具です。大きな土のかたまりを崩したり、石や草を集めたりするときにも使います。力を入れすぎると表面を削りすぎるため、仕上げでは軽く動かします。
植物の組織が時間の経過とともに古くなり、働きが弱くなることです。古い部分から色が薄くなったり枯れたりするのは自然な場合もあります。急に進むときは環境の悪化も疑います。
適した時期を過ぎるまで小さな容器などに置かれ、勢いが落ちた苗です。葉の色が悪い、根が容器の中で回りすぎているなどの状態が見られます。移した後の回復が遅れることがあるため、若いうちに使うのが基本です。
十分に大きくなり、次の姿へ移る直前に近い段階の虫です。食べる量が多く、短期間で大きな傷みを出す種類もあります。見つけた時点で周囲にも同じ大きさの個体がいないか確認します。
屋根や壁のある設備の外にある、雨や風に直接当たる屋外の栽培場所を指します。自然の天候の影響を強く受けるため、地域の季節に合った作物と時期を選ぶことが大切です。
屋根や壁のある設備に頼らず、屋外の地面で作物を育てる方法です。雨、風、寒さ、暑さを直接受けるため、その地域の季節に合う時期を選ぶことが重要です。寒冷地では特に遅い霜へ注意します。
軸がほとんど伸びず、葉が地面近くから放射状に広がる姿です。寒さを越す時期などにこの形になる植物があります。春に暖かくなると中央から軸が伸び始めることがあります。
同じ作用の薬剤を続けて使わず、働き方の異なるものを順番に使う方法です。薬剤が効きにくい相手が増えるのを遅らせる目的があります。製品名ではなく作用の違いを確認して組み立てます。
まだ十分に大きくなっておらず、これからさらに育つ途中の株を指します。幼い苗よりは育っているものの、環境変化の影響を受けやすい時期です。強い寒さや水分不足に注意し、根が落ち着くまで丁寧に扱います。
食べる部分が十分に大きくなる前の、やわらかく若い段階で取ることです。食感を良くしたい場合や、小さめで利用したい場合に行います。種類によっては早く取りすぎると味がのらないこともあります。
まだ比較的若い段階の苗です。根が容器いっぱいに回りきる前で、環境が変わった後も新しい場所になじみやすい傾向があります。ただし小さすぎると寒さや水分不足の影響を受けやすいため、作物に合う大きさを見ます。
まだ十分に広がりきっていない、若くやわらかな緑色の部分です。色が淡く、組織もやわらかいため、傷や虫の影響が出やすいことがあります。古い部分と比べて状態を観察すると育ち方が分かります。
主となる軸の横から新しく出てくる芽です。育てると枝になりますが、植物によっては取り除いて形を整えます。全部を取る必要があるとは限らないため、種類と育て方に合わせて残す数を決めます。
葉の付け根付近から出る新しい芽のうち、不要なものを取り除く作業です。トマトなどで株の形を整えるために行います。すべて取る植物ばかりではないため、育てる種類や形の作り方を確認してから行います。
同じ野菜の仲間の中で、比較的早く食べごろを迎えるタイプを表す言葉です。短い期間で育てやすい一方、向く季節や暖かさは作物ごとに違います。
植物の不調や虫の発生状況を観察し、さまざまな手段を組み合わせて被害を必要な範囲に抑える考え方です。英語のIntegrated Pest Managementの略で、薬剤だけに頼らない手入れを重視します。
土や液体に溶けている塩分や、肥料に由来する成分の多さを推測するために使う測定値です。数値が高すぎると植物が水を吸いにくくなることがあります。専用の測定器で確認し、異常に高い場合は原因を見直します。
水に溶けている成分の多さを電気の通りやすさから測る器具です。液体肥料や土から取り出した液を確認するときに使います。測定後は先端を洗い、校正が必要な機種は定期的に調整します。
肥料袋などに書かれる三つの主要な働きを、英字で並べた表示です。Nは葉や茎の育ち、Pは花や実を付ける働き、Kは水分調整や丈夫さに関わるものを示します。後ろの数字は含まれる割合の目安です。
異なる親をかけ合わせて作られた最初の代の作物です。大きさや育ち方がそろいやすいものが多い一方、そこから取った粒を翌年まいても同じ特徴がそろうとは限りません。
キログラムの記号で、重さを表す単位です。1kgは1000gです。土や肥料など比較的重いものの表示でよく使われます。持ち運ぶ場合は、容器の重さも含めて無理のない量にします。
グラムの記号で、重さを表す単位です。肥料や資材など少量のものを量るときによく使います。目分量では差が出やすいため、正確さが必要な場合は計量器を使います。
センチメートルの記号で、長さを表す単位です。1mの100分の1です。株の間隔、容器の大きさ、地面から株の上端までの長さなど家庭園芸で最もよく使う単位の一つです。
土や水が酸性寄りかアルカリ性寄りかを数値で測る器具です。家庭用には簡易なものもあります。測定前の土の状態や水分量で数値が変わるため、説明書どおりの方法で測ることが重要です。
非常に少ない割合を表す単位の一つで、百万分の一を意味します。水や液体に含まれる成分量を表すときなどに使われます。家庭園芸では植物の栄養になる成分や測定値の表示で見かけることがあります。
ミリグラムの記号で、非常に小さな重さを表す単位です。1gの1000分の1です。分析値や微量成分の表示で見かけることが多く、家庭で直接量る場面は多くありません。
ミリメートルの記号で、長さを表す単位です。1センチメートルの10分の1です。網目、雨量、小さな部品の大きさなど細かな寸法を表すときに使われます。
ミリリットルの記号で、液体の体積を表す単位です。1Lの1000分の1です。液体肥料や薬剤を量るときによく使うため、付属の計量器具や目盛りを使って正確に量ります。
メートルの記号で、長さを表す単位です。畝の長さ、ネットや棒状の支えの長さ、通路の距離などを表すときに使われます。1mは100センチメートルです。
リットルの記号で、体積を表す単位です。土や水、容器の入れられる量などでよく使われます。容器の「○L」は実際に入れられる量の目安で、形によって外寸が同じでも入れられる量は異なります。
この用語集は「言葉の意味をすぐ確認する」ためのページです。具体的な作業方法や時期は、各野菜の育て方記事や「栽培の基本」で確認してください。
